岸田首相は10日夜、自民党安倍派の前身の森派で会長を務めた森喜朗・元首相が月刊誌で、政治資金パーティー収入の不正還流を巡り、首相から電話で詳細な質問がなかったと述べていることに関し、「私から一連の事案と森氏の関係について、国民の関心を踏まえて聴取を行った。結果として森氏の具体的な関与は確認できていない」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
政治資金問題、安倍派会計責任者が起訴事実を大筋で認める…東京地裁
岸田首相(8日) 森氏は、10日発売の「文芸春秋」で、首相から4月上旬に電話があったが、「体調はいかがですか」などと言われただけで、「裏金システムを作ったか」などの質問はなかったと主張した。首相には以前から「私の会長時代には、派閥ぐるみの裏金作りなどなかった」と伝えていたことも明かした。首相は4月4日、記者団に対し、森氏に電話し、不正還流について「森氏が関与したのか、話を聞かせてもらった。新たな事実は確認されなかった」と説明していた。
![[政治] 岸田首相、森喜朗・元首相に「国民の関心を踏まえて聴取を行った」 [政治] 岸田首相、森喜朗・元首相に「国民の関心を踏まえて聴取を行った」](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/05/1715338631_20240510-OYT1I50112-1-1024x576.jpg)