京都市は、大勢の観光客でにぎわうゴールデンウィーク(GW)期間中の5月6日まで、南座や八坂神社前など祇園地域に設置するごみ箱25個のごみ回収を、1日2回から3回に増やす。業者に委託する土日祝も含める。ごみの散乱を防ぎ、美観を守る。

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 カラスによるごみ荒らしを減らすため、ごみ箱の投入口に侵入防止のプレートを整備したり、カラスよけシールを貼ったりもする。市環境政策局の多田納一真・担当課長は「対策を重ねて、きれいなまちだと思われるようにしたい」と話す。◇ 花見客が多く訪れた今月上旬、祇園地域のごみ箱周辺でペットボトルやトレーが散乱し、カラスが食べ残しをつついたとみられる様子の写真がX(旧ツイッター)に投稿され、拡散した。