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2026年11月5日 7:00

「あまおう栽培の父」会社をやめて農業へ 技術を伝え続ける 福岡【黄綬褒章】

秋の褒章の受章者が発表され、福岡県内から33人が選ばれました。黄綬褒章を受章したのは、あまおうの栽培技術を高め、後進の育成に貢献した福岡県大木町の男性です。その思いを聞きました。

■大藪進さん(75)
「植え付け、手作業です。ハウスの中は、ほぼ手作業なんですよ。 機械があんまりないんですね。ですから大変ですよ。」

福岡県大木町の大藪進さん(75)です。

農業や工業の分野で、模範となる技術を持つ人に贈られる黄綬褒章を受章しました。

1999年に誕生した県産ブランドイチゴ「あまおう」。

大藪さんは、鮮やかな色と美しい形のあまおうを栽培する技術を20年以上にわたって磨いてきました。

その技術が高く評価され、2015年からは新規就農者や若手農家を中心に、あまおうの栽培法を指導しています。

■指導を受けている人
「良いイチゴが取れるように指導をしていただいています。厳しくもあり、優しくもあって、非常に勉強になります。」

さながら「あまおう栽培の父」。その功績が、受章につながりました。

■大藪さん
「ちゃんと教えてあげようというのが、私が農業をスタートした時の、ずっと気持ちにある考え方です。」

大藪さんはおよそ半世紀前、会社員を辞めて、何も分からないまま農業を始めました。その体験が原動力だといいます。

これまでに指導してきた教え子たちは30人を超えました。

■大藪さん
「若い人たちが次から次にイチゴを作りたいという希望を出してくれて、その人たちが優秀な農家に育っていく。優秀な人の話を聞くじゃないですか。そうすると、やっぱり自分も(そうなりたいと)思うわけですよ。もう構図は一緒、世の中の構図は。だから、優秀な子をつくらんといかん。」

あまおうの栽培農家がもっと増えるように。

大藪さんは地道に、丁寧に種まきを続けています。

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年11月3日午後5時すぎ放送

最終更新日:2026年11月5日 7:00

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