2015年に開催された「IN SITU-1」に続く本プロジェクトでは、東京、ミュンヘン、北京の3都市にあるエスパス ルイ・ヴィトンが連携。それぞれの土地で活動するアーティストやクリエイターを迎え、パフォーマンスやトークイベント、参加型プログラムなどが展開される。都市ごとに異なる文化や表現を尊重しながら、プロジェクトをきっかけに人々が出会い、交流する機会を生み出していく。
東京で掲げるテーマは「居場所」。目指すのは、作品を鑑賞するだけの展示空間ではなく、異なるバックグラウンドを持つ人々が集い、それぞれの時間に身を委ねられる場所だ。誰かと会話を交わしたり、一人で静かに過ごしたり。人との関わりや何気ない行為、共有する時間によって少しずつ形づくられる「居場所」の意味を、さまざまな角度から見つめ直す。


会期中は、日本の伝統文化から現代の音楽まで、幅広いジャンルのプログラムを実施。「居場所」を題材にした落語や、従来の舞台とは異なる空間で披露される能のほか、DJ やジャムセッションなどの音楽パフォーマンスも予定されている。さらに、多彩なゲストを迎えたトークイベントや文芸の集い、映画上映会、ワークショップなども開催。毎週日曜日には子ども向けのワークショップも行われ、世代を問わずクリエイティブで文化的な体験に触れる機会が用意されている。
空間構成を手がけたのは、日本の若手建築家コレクティブ GROUP (グループ)。会場には畳や襖、カーテンなどが取り入れられ、来場者は本を読んだり、寝転んだり、まるで自宅にいるかのようにくつろぐことができる。特徴的なのは、この空間が会期中も変化し続けること。いけばなや俳句、音楽などのアクティビティを通じて生まれた痕跡が少しずつ重なり、訪れる人々の過ごした時間そのものが、空間の一部となっていくのだ。
また開幕に先駆け、「InSitu2」には平野紫耀が来場。ウールとカシミヤを使用した V ネックカーディガンに、マーブルウォッシュ加工が施されたデニムパンツを合わせたリラックス感のあるスタイルを披露した。さらに、ファインジュエリー・コレクション「ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン」のペンダントやピアス、リングに、ウォッチ「タンブール オトマティック スティール&ゴールド」を合わせ、カジュアルな装いに洗練されたアクセントを添えた。
プロジェクトを鑑賞する場所から、人々が集い、時間を共有する場所へ。訪れる人によって少しずつ表情を変えていく「InSitu2 – Ibasho (居場所)」。表参道の中心に生まれた新たな空間で、自分だけの「居場所」を見つけてみては。
PHOTO CREDIT: LOUIS VUITTON

