GR Team ORC FieldのGRヤリスMコンセプト 2026スーパー耐久第6戦岡山(Ryuji Hirano)
10月22日、岡山県の岡山国際サーキットで10月24〜26日に開催されるENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE第6戦『スーパー耐久レースin岡山』に向けた特別スポーツ走行がスタートしたが、他のクラスに該当しないSTMOが認めた開発車両が参加できるST-Qクラスに、注目の車両が登場した。GR Team ORC Fieldがミッドシップのクーペボディの車両を持ち込んだのだ。
【GRヤリスMコンセプトのリヤビュー】
『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』を掲げ、スーパー耐久ではST-Qクラスを活用しさまざまなトライを行っているGAZOO Racingは、2026年は体制を変更し、GR Team ORC Fieldが開幕から2025年の岡山でデビューしたGRヤリスMコンセプトを走らせてきた。
GRヤリスのボディをワイド化、さらにミッドシップ化した驚きのレーシングカーとなったGRヤリスMコンセプトだが、2025年の岡山ではグループ2のトップ争いを展開する速さをみせたものの、バランス改善やトラブルなどは課題が多く、2026年はGR Team ORC Fieldが活動を引き継ぎレースごとに改善に取り組んできた。7月の第4戦SUGOでは大きなステップアップを遂げたが、第5戦をスキップして臨んだ第6戦には、さらに驚きのスタイルをもつ新車を持ち込んだ。
10月22日にスタートした特別スポーツ走行に登場したのは、『GRヤリスMコンセプト』という名称とカラーリング、ミッドシップレイアウトこそ第4戦までと同じだが、クーペボディに変化した車両。ヘッドライトやリヤのライトまわりこそGRヤリス風(ちなみに車両エンブレム横には手書きで『風』が添えてある)ではあるものの、低くなった車高をはじめ、GRヤリスのイメージとはかなり異なっている。
今回がデビュー戦となる新しいGRヤリスMコンセプトは、小倉康宏/モリゾウ/佐々木雅弘/松井孝允という4人がドライブする。2025年にTOY0TA GAZOO ROOKIE Racingからデビューしたときと3人が同じメンバーだけに、比較もしやすいはずだ。なお特別スポーツ走行では1回目こそトラブルがあったものの、チームが早急に修復を行い、2回目の途中から再コースイン。佐々木、モリゾウ、小倉がドライブしている。
車両の詳細については、同じく注目の存在と言える32号車TGRR GR86 Future FR concept(23日から走行)とともに週末の間にGAZOO Racingから明らかにされるはずだ。今回のスーパー耐久第6戦岡山の大きなトピックスと言えるだろう。
[オートスポーツweb 2026年10月22日]
