石見交通(島根県益田市)が、旧JR三江線の代替交通として運行しているバス路線の江津川本線(42・3キロ)を来年3月をめどに廃止する方針を巡り、見直しを求めていた沿線の島根県江津市と川本町が同社との協議継続を断念したことが、両市町への取材で分かった。方針転換は困難と判断したためで、両市町は連携して、来年4月から新たな代替交通を整備する方向で検討している。
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江津川本線は、主に済生会江津総合病院(江津市)と石見川本(川本町)を結び、現在は1日計9便運行している。両市町は、8月に廃止方針を伝えられて以降、方針の撤回や廃止時期の延長を求めていた。一方、同社は利用の低迷や運転手不足などで路線の維持が難しいとして方針を変えず、9月30日に中国運輸局島根運輸支局に来年3月末での廃止を届け出たという。
江津市の藤田裕副市長は読売新聞の取材に「意見交換をしたが、厳しい話になった。通学や通院で利用する市民に、不便が生じないよう責任を持って交通手段を確保したい」とし、川本町の担当者も「江津市とともに、効果的な代替策を検討したい」と話した。
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