静岡放送

【写真を見る】クレーンゲームでズワイガニ獲得!スーパーでは「寿司バイキング」 物価高のいま注目 “楽しくお金を使う店” =静岡

静岡県掛川市の「スーパーサンゼン」では、毎週火曜日の恒例イベント「寿司バイキング」が人気を集めています。

マグロ、サーモン、エビなど、約30種類がならび、値段は2貫で108円(税込)です。

<客>
「1年365日のうち火曜日は毎週ここに来る」
「めちゃくちゃありがたい。手軽に寿司が食べられるので」

店の「寿司商品」は8貫で約800円ですが、バイキングなら約半額。利益はほとんどなく、お客さんに喜んでほしいという思いで30年以上続けています。

<サンゼン 横山富美さん>
「こちらとしては厳しいが、お客様の喜ぶ姿を見るとなかなか値段を変えることができなくて。当店も頑張っているので、皆さんを助けると思って。好きなものを好きなだけたくさん買ってもらえたら」

■値上げ相次ぐ中 生鮮品扱うクレーンゲームに注目

帝国データバンクによりますと10月の値上げは3000品目以上にのぼりました。2026年、値上げした品数は2万品目を超えています。

物価高の中、注目が高まっているのがクレーンゲーム。クレーンゲームの専門店「もってきーな浜松」では景品としてトイレットペーパーなどの日用品や、果物などの生鮮食品を扱っています。

<田島かのん記者>
「いくら使いましたか?」
<客>
Q.何回やって取れた?
「1000円いっていないくらい」
「スーパーで買うよりも多少安く、取れる気がする。量もすごく多い」

プレイ料金は1回100円が中心。食品や日用品の景品は店全体の約7割を占めていて、うまく取れれば、食料品などをお得に手に入れることができます。

■景品の約7割が食品や日用品 ズワイガニ獲得も

<田島記者>
「こちらの台は冷凍キャッチャーということで、このズワイガニに挑戦します」

挑戦すること11回目。

<田島記者>
「取れました!ズワイガニ、ゲットです」

<もってきーな浜松 石川君子さん>
「数年前からぬいぐるみやフィギュアなどの景品が減って冷凍冷蔵や生鮮食品などが増えてきています。スーパーに来るみたいな感覚で、楽しみながら景品獲得して満足して帰っていただければ」

楽しく遊んで「お得」を目指す。物価高の中、安さを求める消費者に受け入れられています。

物価高について、静岡経済研究所の恒友仁専務理事は、今後も続くのではないかと分析します。

その背景にあるのが今の物価高の要因で、(1)円安による輸入コストの上昇や、(2)エネルギー価格の高騰、(3)人手不足による人件費の高騰といったいずれも解決が見えてこない状況です。

この状況の中、恒友専務理事は「メリハリ消費」を意識してほしいと話しています。

我慢するところは我慢しつつ、お金を使いたいものには使うことが将来の日本の経済の成長につながると期待を込めています。

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