北陸(福井県)が「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループC」の首位を快走しています。10月10日(土)に行なわれた第4戦でも、強度の高いディフェンスをモットーとする東海大学付属諏訪(長野県)に86-71で勝利し、連勝を4に伸ばしました。

北陸は今夏のインターハイで準優勝を果たしたチームです。キャプテンの岩門和樹選手はインターハイの結果について、一定の達成感があったことを認めます。同時に「オフェンスが停滞した時に誰が点を取るのか、どう点を取るのかを自分たちで考えた結果、自分たちの持ち味である3Pシュートで点を重ねていきたいところがありました」と課題を見付け、「留学生以外は基本的にみんなが3Pシュートを打てるので、とにかくそこを磨いていこうと練習してきました」と、夏以降の取り組みを明かしてくれました。

その成果は着実に現れていて、東海大学付属諏訪戦でも3Pシュートを打ち切ることができていましたし、「ここ最近、チームで取り組んでいるシューターに打たせるプレーを今日は数多く出せました。確率はまだまだ練習で上げなければいけませんが、シューターに打たせるプレーにしっかりと挑戦できたことはよかったです」と振り返りました。

そうしたオフェンスの起点になるのが岩門選手です。自身の3Pシュートの確率はもう一つだった分、「ドライブからのキックアウトでシューターに3Pシュートを打たせたり、高さのある留学生を始めとするチームメートを生かすプレーなどは出せたと思います」と胸を張ります。

岩門選手の持ち味はプレーだけに留まりません。久井茂稔コーチが「練習中にチームの雰囲気が悪いと、岩門が練習を止めて、みんなに注意しているほどです」と認めるリーダーシップがあります。コート上はもちろんのこと、選手交代でベンチに下がった時も立ち上がってコートに拍手を送ったり、チームで注意すべき点を声で伝えるなど、チームメートを鼓舞し続けていました。

岩門選手は「自分は3年生だし、キャプテンもやらせてもらっているので、ベンチに下がった時もただ休憩するのではなく、コートに出ている5人やベンチに座ってるチームメートとしっかりコミュニケーションを取って、40分間、北陸らしい雰囲気で試合に取り組めるように意識しています」と言います。

久井コーチのエピソードに対しても「練習中にチームの雰囲気が悪くなることもあり、それを流してその日の練習を終わらせるのはもったいないので、一回一回止めて、みんなでしっかり確認して、もう一回やるように声を掛けています」と言います。プレーだけでなく、キャプテンシーの面からもチームを引っ張っている岩門選手がいるからこそ、北陸は一つにまとまって、より強力なバスケを遂行できているのです。

翌11日の高岡第一(富山県)戦を103-44で、さらには12日の國學院大學久我山(東京都)戦を84-63でそれぞれ勝って、通算成績を6勝0敗とした北陸。目指すところは「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループC」での全勝優勝です。岩門選手は下級生たちに、来年度はディビジョン1でプレーしてもらいたいと言う一方で「いろんなチームと対戦できるリーグ戦という機会はなかなかないので、こういう機会に自分たちの課題点を一つひとつ克服することと、自分たちが日々やってきたことにどんどんチャレンジしていって、一つでも武器を増やしていき、今後に繋がるよう『U18日清食品トップリーグ2026』を戦っていきたいです」と続けます。

夏のインターハイでは決勝戦まで勝ち進んだ北陸ですが、ライバルたちもステップアップを続ける中、北陸もまた貪欲に上を目指します。そこに強力なキャプテンシーを持つ岩門選手は欠かせません。彼らにとっての「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループC」は残り1試合ですが、彼らは最後まで自分たちの目標を見失うことなく、「北陸一丸」で戦い抜こうとしています。

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