清水寺から坂を上った霊山の高台に佇む、バンヤンツリー・東山 京都。マスターアーキテクトは隈研吾。約12mの高低差がある敷地に配した全52室からは、客室ごとに異なる景色を見渡す。西側の客室からは京都市街を一望でき、色づく東山の向こうに夕日が沈む。

幽玄を現代的な感覚で再解釈した、和とモダンが融け合う客室。
東側には、6年をかけて再生した竹林と京都のホテルでは唯一の能の趣を現した舞台が設けられている。夜の紅葉を訪ねるなら、徒歩圏内の高台寺へ。小堀遠州の作と伝わる庭園では、灯りを受けた木々が池の水面に映り、夜ならではの端正な秋景色を楽しめる。

紅葉めぐりの後は部屋の温泉へ。客室の一部には敷地内の天然温泉を引いている。
ホテルに戻った後は、敷地内から湧く天然温泉「京都東山温泉」の大浴場で寛ぐ。ヒバの客室温泉付のタイプの部屋では、プライベートな湯浴みが叶う。ミシュラン一つ星の杉澤健が監修する8席のみの「りょうぜん 杦 別邸」では、松茸や蟹など季節の味覚が楽しめるコースを用意。東山の紅葉を眺め、温泉と秋の味覚に親しむ。この地ならではの滞在を満喫したい。
