京都のビジネスホテル、9月は土曜89.6%・日曜82.1% — 連休を除くと日曜76.1%まで下がる谷

京都府のビジネスホテル(N=189〜201施設・約19,600〜20,000室・主要予約サイト掲載ベース)の2026年9月の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)を日次実績から曜日別に集計すると、月平均84.8%に対し土曜が89.6%、日曜が82.1%と、土日差は7.5ptだった。ただしこの月には9月19日(土)から23日(水・秋分の日)までの5連休が含まれ、連休中の日曜(9/20)は100.0%、月曜(9/21・敬老の日)は99.9%に達している。この5日を外して「素の曜日形」を取り直すと、日曜は76.1%まで下がり、土曜87.6%との差は11.5ptに開く。本稿は連休込みの平均が隠す日曜の谷を数値で切り出し、11月の紅葉期に向けて土曜と日曜の在庫をどう束ねるかを、現時点の予約進捗(宿泊日の45日前以降の観測)と合わせて整理する。

対象: 京都府ビジネスホテル N=189〜201施設(宿泊日ごとの固定コホート・約19,600〜20,000室)。参考値のシティホテルは N=34〜37施設・約5,000室。本記事の稼働率はOTA掲載在庫ベースの推定値で、価格指標として触れる推定成約ADR(OTA等の販売データから推定される成約価格水準・税抜相当)は月次のみ扱い、曜日別・日次の価格は扱わない。いずれも定義は記事末尾。データ時点: 2026年10月12日。

Key Takeaways

— 土曜89.6%・日曜82.1%:京都府ビジネスホテル(N=189〜201施設)の2026年9月を曜日別に平均した推定値(OTA掲載在庫ベース)。月平均は84.8%で、土日差は7.5pt。
— 連休を除くと日曜76.1%・土日差11.5pt:9月19〜23日の5連休を外した25日で取り直すと、月曜は4.4pt、日曜は6.0pt下がる。木・金は変わらない。
— 日曜の水準は同じ週の土曜に連動:連休を除く日曜3日は69.7・75.6・83.1%で、同じ週の土曜(81.8・90.7・90.4%)を7〜15pt下回った。
— 11月は土曜が先に埋まる:11月7日(土)は45日前77.5%から30日前85.2%、8日(日)は73.3%から80.2%。30日前時点の土日差は5.0pt。
— 連休最終日は日曜の谷と別物:9月23日は79.2%、11月23日は43日前時点で77.9%。帰宅日の性格が出るため、打ち手は日曜と分けて考える。

9月の日次推定OCC — 5連休の3日間が月の形を作った

まずは9月30日分の日次推移を見る。月初の9月1日(火)は71.0%、6日(日)は月間最低の69.7%と、上旬は70%台が中心で推移していた。第2週に入ると11日(金)87.7%、12日(土)90.7%と週末が90%台に乗り、13日(日)には75.6%へ15ポイント落ちるという「土曜で埋まり日曜で抜ける」形が現れる。この形が崩れるのが第3週で、19日(土)95.5%、20日(日)100.0%、21日(月・敬老の日)99.9%、22日(火)92.3%と4日連続で90%を超えた。連休最終日の23日(水・秋分の日)は79.2%に落ちており、帰宅日の性格がはっきり出ている。

連休明けも水準は高く、24日(木)89.2%から30日(水)92.2%まで、日曜の27日(83.1%)を除いて85%を割らなかった。特に29日(火)93.4%は平日として月間で最も高く、28日(月)91.7%、30日(水)92.2%も90%を超えており、9月下旬の平日需要が月平均84.8%を押し上げている。整理すると、9月の月平均は「上旬の70%台」「第2週以降の平日80%台半ば」「連休の90%台後半」「下旬の平日90%前後」という4つの層の合成であり、曜日別に平均するだけではこの層構造が見えない。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(京都府ビジネスホテル N=189〜201施設・推定OCC=OTA掲載在庫ベース・2026年9月)

曜日別平均 — 連休を外すと日曜の谷は76.1%、土日差は11.5ptに開く

次に曜日別に平均する。30日すべてを使った曜日別平均は、月86.7・火83.7・水82.9・木83.8・金85.4・土89.6・日82.1%で、月曜が平日で最も高く、日曜が最も低い。ただし月曜の86.7%は連休中の9月21日(99.9%)を含む4日の平均であり、日曜の82.1%も9月20日(100.0%)を含む。連休中の2日がそれぞれの曜日の平均を4〜6pt押し上げている計算になる。連休を含まない5〜7月の京都の曜日形は京都の曜日別稼働、木曜が金曜に並ぶ — 2026年5〜7月の推定OCCで見る「週後半3日」の市場で扱っており、9月の形と比べる際の基準になる。

そこで9月19日(土)から23日(水)の5日を除外して取り直すと、月82.3・火81.5・水83.9・木83.8・金85.4・土87.6・日76.1%になる。月曜は4.4pt、日曜は6.0pt下がり、土日差は7.5ptから11.5ptへ広がった。連休を外した日曜3日の実績は69.7%(9/6)・75.6%(9/13)・83.1%(9/27)で、月末に近づくほど埋まっている点は留意したいが、いずれも同じ週の土曜(81.8・90.7・90.4%)を7〜15pt下回っている。一方で木・金の平均は除外前後で変わらず(83.8・85.4%)、火曜は2.2pt下がり、水曜は連休最終日(79.2%)が外れて1.0pt上がった。連休の影響が最も大きかったのは土・日・月の3曜日である。同じ手順で連休を除いた大阪府のビジネスホテルでは日曜の谷が15.8pt残っており(大阪のビジネスホテル、9月は土曜83.7%・日曜67.9% — 連休を除いても残る15.8ptの日曜の谷)、京都の11.5ptは隣接市場と並べて読むと位置づけがつかみやすい。

参考までにシティホテル(N=34〜37施設・約5,000室)を同じ手順で見ると、月平均85.3%、連休込みの曜日別は土89.7・日85.0%で土日差4.7pt、連休除外では土88.1・日80.1%で土日差8.0ptだった。ビジネスホテルより日曜の落ち込みが小さいのは、連泊や観光目的の滞在がより多く含まれるためと考えられるが、連休を外すと日曜が80%を割る点は両カテゴリで共通している。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(京都府ビジネスホテル・2026年9月・推定OCC=OTA掲載在庫ベース)

京都府の曜日別推定OCC(2026年9月・全30日と5連休を除く25日、ビジネスホテルとシティホテル)
曜日ビジネス 全30日ビジネス 連休除外シティ 全30日シティ 連休除外

月86.7%82.3%87.4%83.3%
火83.7%81.5%84.9%82.7%
水82.9%83.9%83.4%83.8%
木83.8%83.8%82.5%82.5%
金85.4%85.4%85.2%85.2%
土89.6%87.6%89.7%88.1%
日82.1%76.1%85.0%80.1%
土日差7.5pt11.5pt4.7pt8.0pt
月平均84.8%83.1%85.3%83.6%

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(連休除外=9月19日〜23日の5日を除く25日の曜日別平均。ビジネス N=189〜201施設、シティ N=34〜37施設)

なお価格面では、京都府ビジネスホテルの2026年9月の推定成約ADR(確定値)は11,700円(N=327施設)で、前年同月の12,000円(N=319施設・確定値)に対し−2.4%だった。9月は稼働が80%台半ばで推移しながら単価は前年をわずかに下回っており、日曜の谷を埋める際に単価を譲りすぎると月の単価がさらに薄まる点は意識しておきたい。

10月下旬〜11月の土日進捗 — 土曜が先に埋まり、日曜は45日前から7〜8pt積み上がる

ここからは今後の宿泊日について、現時点の予約進捗を見る。対象は京都府ビジネスホテル(N=192〜196施設・約19,000〜19,300室)で、観測は宿泊日の45日前から直近(10月11日観測)までに限る。直近の週末である10月24日(土)は45日前の時点で84.2%で始まり、30日前90.4%、13日前時点で95.4%と、45日間で11.2pt積み上がった。同じ週の25日(日)は45日前78.2%、30日前82.0%、14日前時点で86.6%と8.4ptの上積みで、直近時点の土日差は8.8ptある。10月31日(土)は45日前82.8%から20日前時点で90.7%、翌11月1日(日)は73.5%から21日前時点で81.4%と、ここでも日曜は土曜より9pt前後低い位置で推移している。

紅葉期の入口にあたる11月7日(土)は45日前77.5%、30日前85.2%、27日前時点で86.8%と9.3pt伸びた。8日(日)は45日前73.3%、30日前80.2%、28日前時点で80.8%で7.5ptの上積みになる。11月14日(土)は45日前82.6%から34日前時点で88.0%、15日(日)は79.3%から35日前時点で83.5%へ進んでいる。11月21日(土)は45日前の時点ですでに93.2%、41日前時点で94.5%に達し、22日(日)も88.2%から89.6%へ、3連休最終日の23日(月・勤労感謝の日)は76.8%から43日前時点で77.9%と、連休の中日が先に埋まり最終日が残る形は9月の5連休(23日79.2%)と同じである。

土日のペースを並べると、土曜は45日前の時点で日曜より3〜9pt高く(10/24・25は6.0pt、11/7・8は4.2pt)、その後も日曜より速く積み上がるため、30日前の時点では10/24・25で8.4pt、11/7・8で5.0ptといずれも45日前より開いている(10/31・11/1は9.3pt→9.1ptとほぼ横ばい)。日曜も45日間で7〜8pt伸びる点は見逃せないが、土曜が90%に近づく一方で日曜が80%前後にとどまる構図は、9月の「連休を除いた土日差11.5pt」と同じ向きである。京都の秋の土曜が45日前から直前までに二桁pt積み上がる点は京都の秋の土曜は45日前で決まらない — 9/26・10/3の推定OCCが直前までに積み上げた幅(N=349施設)でも確認しており、土曜側の上積みを見込んだうえで日曜を束ねる判断になる。

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(京都府ビジネスホテル N=193〜195施設・推定OCC=OTA掲載在庫ベース・宿泊日の45日前から2026年10月11日観測まで)

京都府ビジネスホテルの土日・祝日の予約進捗(宿泊日の45日前・30日前・直近観測、2026年10月11日観測時点)
宿泊日45日前30日前直近観測(残り日数)45日前からの上積み

10/24(土)84.2%90.4%95.4%(13日前)+11.2pt
10/25(日)78.2%82.0%86.6%(14日前)+8.4pt
10/31(土)82.8%87.2%90.7%(20日前)+7.9pt
11/1(日)73.5%78.1%81.4%(21日前)+7.9pt
11/7(土)77.5%85.2%86.8%(27日前)+9.3pt
11/8(日)73.3%80.2%80.8%(28日前)+7.5pt
11/14(土)82.6%—88.0%(34日前)+5.4pt
11/15(日)79.3%—83.5%(35日前)+4.2pt
11/21(土)93.2%—94.5%(41日前)+1.3pt
11/22(日)88.2%—89.6%(42日前)+1.4pt
11/23(月・祝)76.8%—77.9%(43日前)+1.1pt

出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成(京都府ビジネスホテル N=192〜196施設・推定OCC=OTA掲載在庫ベース。「—」は観測が30日前に達していない宿泊日。2026年10月11日観測時点)

価格面の参考として、京都府ビジネスホテルの11月の推定成約ADRは現時点の販売状況に基づく推定で24,100円(N=319施設)であり、前年11月の確定値21,600円(N=314施設)とは基準が異なるため単純比較は月末の確定を待つ必要がある。ただ9月の11,700円(確定)に対し2倍前後の水準で売られている月であることは確かで、日曜の谷を埋める打ち手が単価に与える影響は9月より大きい。

京都府のビジネスホテルを運営するレベニューマネージャーへ — 示唆とアクションプラン

1. 曜日形の基準は「連休を外した月」で持つ。 9月の連休込みの曜日別平均(日曜82.1%)を基準にすると、自館の日曜の落ち込みが市場並みに見えてしまう。連休を外した日曜76.1%・土日差11.5ptを基準に置けば、自館の日曜が市場より深いのか浅いのかが判別でき、日曜向けの打ち手の要否を判断できる。市場の月平均84.8%と連休除外の83.1%の差1.7ptは、連休5日分が月全体に与えた押し上げ幅として、自館の9月実績を読む際の補正に使える。

2. 日曜泊は「土曜からの連泊」と「月曜始まりの前泊」で埋まり方が違う。 9月を見ると日曜の後の月曜は連休除外で82.3%と平日並みに戻っており、月曜のビジネス需要は日曜泊を自動的には生まない。一方で連休除外の日曜3日(69.7・75.6・83.1%)は、同じ週の土曜(81.8・90.7・90.4%)のうち土曜が81.8%にとどまった週は日曜も69.7%と最も低く、土曜の需要が日曜の水準を左右している面がある。日曜の在庫は土曜の需要に連泊条件で紐づける側と、月曜の出張前泊として単独で売る側に分けて設計すると、どちらの需要が自館に来ているかを把握しやすい。

3. 11月は土曜が先に埋まるので、日曜を束ねる判断は30日前までに決める。 11月7日(土)は30日前時点で85.2%、8日(日)は80.2%と、30日前の時点で土日差は5.0ptある。土曜が90%に近づいてから日曜を連泊条件で売ろうとしても土曜側の在庫が残っていないため、土曜の在庫を日曜とセットで売る条件は、土曜の進捗が市場の30日前水準(85%前後)に達する前に決めておく必要がある。

4. 連休最終日と平日の谷は同じ扱いにしない。 9月23日(水・秋分の日)の79.2%、11月23日(月・勤労感謝の日)の43日前時点77.9%は、連休の中日が90%台に達する一方で最終日が残る形を示す。これは曜日形の問題ではなく帰宅日の問題であり、日曜の谷と同じ施策では埋まらない。連休最終日は近隣からの短い滞在や翌日の平日出張前泊として、平日向けの売り方に寄せる余地がある。

時間軸別のアクションプラン — 今週・2週間以内・来月

時間軸別のアクションプランと判断トリガー
時間軸打ち手判断トリガー(記事中の数値)狙い

今日〜今週自館の9月実績を連休除外の曜日形で再集計する自館の連休除外の土日差が市場の11.5ptより大きい場合日曜の谷が市場要因か自館要因かを切り分ける
今日〜今週10月24〜25日・31日〜11月1日の自館進捗を市場と照合する自館の10/25(日)が市場の14日前86.6%、11/1(日)が21日前81.4%を下回っている場合直近の日曜在庫を月曜前泊向けに売り方を切り替える
2週間以内(11/7〜8の30日前まで)11月の土曜在庫のうち日曜と束ねて売る枠の条件を確定する自館の11/7(土)が市場の30日前85.2%に先行し、11/8(日)が80.2%に届いていない場合土曜が埋まり切る前に日曜への連泊誘導の窓を確保する
2週間以内11月14〜15日・21〜23日の土日と連休最終日の売り分けを決める11/21(土)が市場の41日前時点94.5%のように早期に埋まり、11/23(月・祝)が77.9%前後で残っている場合連休最終日を平日型の需要で埋める準備を前倒しする
来月に向けて11月の単価水準に対し日曜の価格差をどこまで許容するかを事前に決める自館の11月設定が市場の現時点推定24,100円から大きく離れている場合(変動し得る値として参照)日曜の稼働を取りに行く際の月次単価への影響を見積もる
来月に向けて12月以降の曜日形も連休除外ベースで作り直す9月の連休が月曜+4.4pt・日曜+6.0ptの押し上げを生んだ幅を参考に、年末年始を含む月で同じ補正を行う月ごとの曜日形を同じ物差しで比較できるようにする

出典:ホテルバンク編集部作成(判断トリガーの数値は本文の集計値を参照)

まとめ — 曜日形を読む3つの物差し

第一に、月平均は連休の有無で曜日形が変わるため、「連休除外の曜日別平均」を基準に置く。京都府ビジネスホテルの2026年9月は、連休込みの土日差7.5ptが連休除外で11.5ptになり、日曜は76.1%まで下がった。第二に、日曜の谷は土曜からの連泊で埋まる側と月曜前泊で埋まる側に分けて見る。9月の連休除外では月曜82.3%と平日並みであり、月曜需要だけでは日曜は埋まらなかった。第三に、11月の紅葉期は土曜が先に埋まるため、日曜を土曜と束ねる条件は30日前までに決める。11月7日(土)は30日前85.2%、8日(日)は80.2%で、45日前からの上積みは土曜9.3pt・日曜7.5ptと、どちらも伸びるが土曜の方が速い。この3点を物差しにすれば、月が変わっても自館の曜日形を同じ基準で比較できるだろう。

よくある質問

Q. 京都のビジネスホテルで、2026年9月に最も稼働が低かった曜日はいつですか。
A. 日曜です。推定値(OTA掲載在庫ベース)の曜日別平均は全30日で日曜82.1%、9月19〜23日の5連休を除くと76.1%でした。連休を除いた場合の土曜は87.6%で、土日差は11.5ptになります。

Q. 連休を含めた平均と除いた平均で、曜日の形はどう変わりますか。
A. 全30日の平均では土日差は7.5ptですが、5連休を除くと11.5ptに広がります。連休中の日曜(9月20日・100.0%)と月曜(9月21日・99.9%)が外れるため、日曜は6.0pt、月曜は4.4pt下がります。木曜と金曜は変わりません。

Q. シティホテルでも同じ傾向がありますか。
A. あります。京都府シティホテル(N=34〜37施設)は全30日で土曜89.7%・日曜85.0%、連休を除くと土曜88.1%・日曜80.1%で、土日差は4.7ptから8.0ptに広がりました。落ち込みの幅はビジネスホテルより小さくなっています。

Q. 11月の土曜と日曜は、いつ頃から差がつきますか。
A. 宿泊日の45日前の時点で既に差があります。11月7日(土)は45日前77.5%・30日前85.2%、8日(日)は45日前73.3%・30日前80.2%で、土日差は45日前4.2pt、30日前5.0ptでした(2026年10月11日観測時点の推定値)。

Q. 連休の最終日は日曜と同じように考えてよいですか。
A. 分けて考えるのが適切です。9月の5連休では中日の20日が100.0%だったのに対し最終日の23日は79.2%で、11月23日(月・祝)も43日前時点で77.9%にとどまっています。帰宅日の性格によるもので、週末の曜日形とは要因が異なります。

本記事のデータについて

・推定OCC(OTA掲載在庫ベース): OTA掲載在庫ベース稼働率 = 100 − 100 × OTA掲載残室数 ÷ 総客室数。対象は総客室の30%以上をOTAに掲載する施設で構成した固定コホート(各宿泊日で同じ施設集合。本文のN=がその施設数)。OTA上で販売される在庫の消化状況に基づく推定値であり、実客室稼働率とは定義が異なる(掲載外の客室を消化済み側に数えるため高めに出る)。対象月は2026年9月(経過月・日次実績)および2026年10月24日〜11月23日の宿泊日(予約進捗)。

・ブッキングカーブ: 宿泊日の45日前から直近(2026年10月11日観測)までの観測に基づく。定点は45日前・30日前・直近観測の3点。

・推定成約ADR: OTA等の販売データ(最安プラン水準×業態別係数・複数チャネルのアンサンブル)から推定した成約価格水準(税抜相当)。過去月は確定値、現在・未来月は現時点の販売状況に基づく推定値。公表運営実績との照合で誤差中央値6.6%。本記事では月次のみ扱い、曜日別・日次の価格は扱わない。

・対象: 京都府ビジネスホテル(9月日次実績 N=189〜201施設・19,544〜20,010室、宿泊日ごとの固定コホート/予約進捗 N=192〜196施設・19,038〜19,265室/推定成約ADR N=314〜327施設)。参考値のシティホテルは N=34〜37施設・4,987〜5,084室。曜日別平均は各曜日の日次値の単純平均で、連休除外は9月19日(土)〜23日(水)の5日を除いた25日で算出した。個別施設・チェーン名は扱わない。

・データ時点: 2026年10月12日。販売状況・在庫は日々変動するため、本記事の数値は取得時点のスナップショットである。

・出典:メトロエンジンリサーチ、ホテルバンク編集部より作成。

参考資料・出典一覧

■ データソース

メトロエンジンリサーチが収集する主要予約サイトの販売在庫・販売価格データをホテルバンク編集部が集計。推定OCCは京都府ビジネスホテル(2026年9月の日次実績 N=189〜201施設・19,544〜20,010室、10月24日〜11月23日の予約進捗 N=192〜196施設)と京都府シティホテル(2026年9月 N=34〜37施設)、推定成約ADRは京都府ビジネスホテル N=314〜327施設(月により変動)。データ時点は2026年10月12日(予約進捗は10月11日観測)。

■ 試算前提

曜日別平均は宿泊日ごとの日次推定OCCの単純平均(1曜日あたり全30日で4〜5日、連休除外で3〜4日)。連休除外は2026年9月19日〜23日の5日を除く25日で算出した。予約進捗は宿泊日の45日前以降の観測のみを用い、定点は45日前・30日前・直近観測の3点。前年同月比は推定成約ADRの確定月同士で算出している。

■ 限界・留意点

推定OCCはOTA掲載在庫の消化状況に基づく推定値で、実際の客室稼働率とは定義が異なる(掲載外の客室を消化済み側に数えるため高めに出る)。連休を除いた土・日・月の平均は各3日の平均で、個別の催事や天候の影響を受けやすい。推定OCCと推定成約ADRは対象施設の集合が異なり、未経過の宿泊日の進捗と11月の推定成約ADRは今後変動し得る。個別施設の実績を示すものではない。

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