2026年10月14日 18:49

遊佐町沖で計画が進む洋上風力発電事業の環境影響評価の準備書について、酒田市はこのほど、景観と環境の2つの審議会を開き、専門家などに意見を求めました。
遊佐町沖の洋上風力発電事業を巡っては、発電事業者が作成した環境影響評価の準備書に対して、県が遊佐町と酒田市にそれぞれ意見書の提出を求めています。
酒田市は14日までに、風車建設に関連のある景観審議会と環境審議会の2つの審議会を開き、それぞれに諮問しました。このうち景観審議会では、「圧迫感は覚えない程度」と準備書に記載されている高さ269メートルの大型風車の景観予測に対して、「最新の知見を探って欲しい」という意見が出されました。一方、「風車のある景観をどう捉えるかはクリーンエネルギーと共存・共栄する新しい観光資源として考えるべき」などの意見も出されました。答申案は、審議会の会長で東北公益文科大学・国際学部長の梅津千恵子教授に一任され、出された意見を網羅した答申書を作成し、20日ごろまでに提出するということです。
続いて開かれた環境審議会では、「予定地を通過する渡り鳥への影響の説明がない」という指摘や、「海底の地下のメタンガスなどの調査が行われたか説明がない」などの指摘がありました。こちらの答申案も審議会の会長で東北公益文科大学の古山隆教授らに一任され、出された意見をまとめた答申書を作成し20日ごろまでに提出するということです。
酒田市は、答申書を参考に「市長意見書」にまとめ、10月30日までに県に提出する予定です。
最終更新日:2026年10月14日 18:49
