YBS山梨放送
富士山麓で人気のシバザクラの名所・富士本栖湖リゾートが13日、山形県のボランティア団体に1万株のシバザクラを寄贈しました。きっかけはボランティア団体が巻き込まれた、まさかのトラブルでした。
【写真を見る】「何か協力したいと」富士山麓のシバザクラ1万株寄贈 除草剤の誤散布で枯れた山形に 山梨
山梨県富士河口湖町の「富士本栖湖リゾート」が寄贈したのはオータムローズという品種のシバザクラの苗、約1万株です。13日は山形県のボランティア団体「立谷川の花さかじいさん」のメンバーが来県し、大型トラックに苗を次々と積み込んでいきました。
山形・天童市では20年ほど前から、立谷川の河川敷でボランティア団体と周辺住民が協力してシバザクラを整備し、観光名所のひとつとなっていました。しかし、今年7月…
YBC 中川悠アナウンサー
「毎年ピンクのきれいな花を咲かせるシバザクラ。こちら、道路沿いのシバザクラの花、茶色く枯れてしまっています」
山形県が委託した建設業者が誤って除草剤を散布し、幅1メートル、長さ650メートルに及ぶシバザクラが枯れたといいます。
そんな中、シバザクラの危機を知った「富士本栖湖リゾート」がボランティア団体に連絡し、今回の寄贈が決まりました。
富士本栖湖リゾート 中村州宏 総支配人
「(ニュースを知って)非常に心苦しいというか、何か協力したいという思いが先に立ちました」
山梨と山形では気温や湿度といった生育環境が大きく変わらず、毎年4月~5月にかけての見ごろの時期も同じだといいます。
富士本栖湖リゾート中村州宏 総支配人
「(花が咲く)時期はほとんど同じかと思う。寄贈した花が咲いたと言ってもらい、地域間で連動できれば」
立谷川の花さかじいさん 松田和雄 代表
「富士山のシバザクラで有名だとよく知っていて、まさか声がかかるとは思っていなかった。小富士を作ってモニュメントとして、もらった証にしたい。今後も縁がずっとつながっていけばうれしい」
寄贈された苗は山形に運ばれ、今週中には植え付け作業が始まるということです。
