五十嵐カノアと中塩佳那 Photo by Damien Poullenot/World Surf League

ポルトガル、エリセイラ、リベイラ・デ・イーリャス(2026年10月12日(月)) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)第4戦、EDPエリセイラ・プロ・プレゼンテッド・バイ・シャコベオのファイナルデーが、3~4フィートのコンディションでスタートした。

 

ホールドが相次ぎ、もどかしい1週間を過ごしたリベイラ・デ・イーリャスが、ついに活気を取り戻し、エピックな競技の一日が待ち受けている。

 

競技は男子ラウンドオブ32のH6~8から始まり、続いて女子・男子のクオーターファイナル、セミ、そして男子ファイナル、女子ファイナルが行われる。

 

チャレンジャーシリーズの最後から2番目の大会として、チャンピオンシップ・ツアー(CT)へのクオリファイ・シナリオが固まりつつある中、重要な一戦となっている。

 

中塩佳那 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Manel Geada/World Surf League)

 

 

好調にここまで勝ち上がってきた中塩佳那は、女子ラウンドオブ16のH1でシエラ・カー(AUS) 、 ソフィア・メディーナ(BRA) 、イーデン・ウォーラ(USA)という強豪3名と対戦となった。

 

当初はラウンドオブ16では、CTサーファーのベテランであるブリサ・ヘネシーと対戦する予定だった中塩佳那。

 

ヒートはイーデン・ウォーラ(USA)が6.33をスコアしてヒートを開始し主導権を握る。

 

中塩佳那, Ericeira, Portugal. (Photo by Manel Geada/World Surf League)
中塩佳那 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Manel Geada/World Surf League)

 

中塩は前回のラウンドと同じ作戦で早い段階で2本揃えて2位のポジションでヒートを開始。さらにクリティカルなポジションでのビッグターンで5.00をスコアしてトップに躍り出る。さらにバックアップを3.87に塗り替える好調なスタートとなった。

 

シエラ・カー, Portugal. (Photo by Manel Geada/World Surf League)

 

 

しかしシエラ・カーはリップでフィンを抜くエア気味のオフザリップで6.30と4.10を加えて逆転。イーデン・ウォーラもサイズのある波を掴み、インサイドでミスを犯すもバックアップを4.77に塗り替えてトップに躍り出てシエラとイーデンの展開。

 

 

シエラ・カーもバックアップを5.43まで上げて再びトップに。中塩佳那もこの二人に食らいつき、残り5分でシャープなサーフィンでカービングとリエントリーをコンビネーションさせ4.77をスコア。

 

しかしニードスコアは6.11のまま逆転ならず。惜しくも敗退となったが、トップの2人との戦いは次につながる経験と自信を中塩に与えたに違いない。今回は前回のブラジルでの5位に続き9位となりCSランキングも12位までアップした。

 

世界を目指して、がんばれ!中塩佳那。

 

 

五十嵐カノア at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Damien Poullenot/World Surf League)

 

五十嵐カノアは、クオーターファイナルで、ダコダ・ウォルターズ(AUS)ジャービス・アール(AUS)アロンソ・コレア(PER)と対戦。スタートからコレアがバックハンドで7.83をスコアして主導権を握る。ジャービスもバックハンドでハイスコアを獲得。

 

それに対してカノアも反撃して7.27と6.73を連続してスコア。トップに躍り出る。このままヒート終了かと思ったが、最後にコレアがラストウェイブで7.13をスコアして逆転。カノアは2位でセミファイナルへ勝ち上がった。

 

五十嵐カノア(Photo by Damien Poullenot/World Surf League)

 

セミファイナルでは、アロンソ・コレア(PER) ジョエル・ヴォーン(AUS)エドガード・グロッジア(BRA)と対戦した五十嵐カノア。

 

潮が上げて緩慢なセクションが多い中、風も入り出してコンディションが悪化。他の選手がスコアを重ねる中で波を待って後手に回ったカノア。

 

それでもラディカルなパワーターンのコンビネーションで5.47 をスコアしてヒートを開始。2位のポジションに付ける。

 

 

五十嵐カノア at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Damien Poullenot/World Surf League)

 

しかし他の選手が6点台後半のスコアをマークして再び3位となるカノア。そして、終了間際にニード6.70で掴んだ波で、大技を仕掛けるも決めきれず。スコアは 5.37と逆転ならず、ここで敗退となった。

 

3日後の16日から同じポルトガルのペニシェで開催されるCT第10戦「MEO Rip Curl Pro Portugal  

 

 

 

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