東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は8日、米Zenityと販売代理店契約を締結し、AIエージェント専用のセキュリティプラットフォーム「Zenity」を販売開始すると発表した。
Zenityは、自律型AIのためのAIセキュリティプラットフォームで、SaaS、クラウド、エンドポイント環境全体にわたってAIエージェントを保護するために設計されている。エージェントの発見やポスチャー管理から、リアルタイムでの検知・防止・対応までをエンドツーエンドでカバーする。Zenityは、エージェントの意図、挙動、アクセス権限、行動を分析し、運用時のリスクを特定してアクセス権限や利用範囲を制御する。
Surface(可視化)の面では、企業全体にわたってAIエージェントを継続的に発見・棚卸しし、そのエクスポージャーをマッピングすることで、リスクの高いエージェントや攻撃経路、セキュリティ態勢における課題を特定する。
Enforce(ランタイム制御)の面では、Runtime Boundariesが、意思決定レイヤーにおいてエージェントのあらゆる意図と行動をリアルタイムで評価し、リスクのある、または意図しない行動がビジネスに影響を及ぼす前に、ポリシーを適用する。
Respond(検知と対応)の面では、エージェントの活動を継続的に検知・調査し、セキュリティチームが発生した事象を把握するとともに、脅威の封じ込めや、不審または逸脱したエージェント挙動への対応を可能にする。さらに、自動封じ込めにより被害範囲を最小化し、根本原因を新たなセキュリティ境界として組み込むことで、同様の脅威が再び悪用されることを防ぐ。
Zenityは、開発・導入からランタイムまで、エージェントのライフサイクル全体にわたって継続的なAIエージェントセキュリティを提供する。SaaS、クラウド、エンドポイントにわたる統合的な可視化と保護を行うとともに、エージェントの行動、アクセス先、利用するツールに着目したエージェント中心の検知と制御を実現する。
さらに、Runtime Boundariesによるランタイムポリシーの適用により、リスクのある、または意図しないエージェントの行動を、ビジネスに影響が及ぶ前に防止する。
TEDは、AI活用による業務変革の推進と、その安全な運用の両立を支援しており、生成AIの活用がチャットでの利用からAIエージェントの活用へと進展する中、Zenityの提供に加え、導入・検証支援や技術サポートを通じて、AIエージェントのセキュリティ・ガバナンス課題の解決に貢献するとしている。

