300キロ以上の飛来は初
2026年10月9日 午後5時06分

滋賀県高島市で確認されたトキ(右)=8月24日(環境省提供)
環境省は9日、新潟県の佐渡島から飛来したとみられる国の特別天然記念物トキ1羽が、300キロ以上離れた滋賀県高島市で6月と8月に確認されたと明らかにした。300キロ以上の飛来確認は2008年の初放鳥以来初めて。ただ人が見物に集まるなどした影響で定着には至らなかった。
高島市では6月18日、田んぼでえさを採るトキを地元の人が見つけた。8月21〜29日にも4回、畑や田んぼの水路などにいた。福井県敦賀市では5月、同一とみられる個体が上空を飛んでいるのが確認された。
環境省は現地への影響を考慮し飛来情報を公表していなかったが、交流サイト(SNS)で目撃情報が広まった結果、多くの人が撮影や観察に集まったという。
