米アマゾン(Amazon)は、AIアシスタント「Alexa+」に対応するタブレット「Amazon Alexa Tablet」シリーズを発表した。

 新たに発表された「Amazon Alexa Tablet」シリーズは、「Amazon Alexa Tablet 12 Pro」、「Amazon Alexa Tablet 11」、「Amazon Alexa Tablet 8」の3モデル。

 3モデル共通でOSにAndroidを搭載し、AmazonのAIアシスタント「Alexa+」に対応する。

 AmazonのPrime Video、Kindle、Audible、Amazon Musicなどの各種サービスが組み込まれているほか、Googleのアプリストア「Google Playストア」から好きなアプリをダウンロードできる。

「Amazon Alexa Tablet 12 Pro」

 「Amazon Alexa Tablet 12 Pro」は、12インチディスプレイで解像度は2800×1840、リフレッシュレートは120Hz。

 標準ディスプレイと、アンチグレア性能を備えたナノマット(Nanomatte)ディスプレイから選べる。

 SoCは「MediaTek MT8793N」、RAMは8GBまたは16GB構成。本体に4基のDolby Atmosスピーカーを内蔵する。動画視聴時の連続再生時間は16時間。

 アクセサリーとしてタッチペンの「Amazon Alexa Tablet Proペン」と、「Amazon Alexa Tablet Proキーボード」に対応する。

 「Amazon Alexa Tablet Proペン」は4096段階の筆圧検知、傾き検出、磁器吸着とワイヤレス充電に対応するUSI 2.0アクティブペン。ナノマットディスプレイでは、ディイスプレイ上の摩擦が紙でペンに書いているような書き心地を実現するという。

 「Amazon Alexa Tablet Proキーボード」は、Bluetoothによるペアリングを必要とせず、「Amazon Alexa Tablet 12 Pro」に装着するだけで物理キーボードによる入力が利用できる。

「Amazon Alexa Tablet 11」

 「Amazon Alexa Tablet 11」は、11インチディスプレイで解像度は2560×1600、リフレッシュレートは90Hz。カラーはグラファイト、アメジスト、マッチャの3色。

 RAMは8GBで、ストレージは64GBと128GBモデルがある。SoCは「MediaTek MT8189」を搭載する。デュアルDolby Atmosスピーカーを内蔵し、最大で15時間の連続動画再生が可能。

「Amazon Alexa Tablet 8」

 「Amazon Alexa Tablet 8」は、8.7インチのディスプレイで解像度は1340×800、RAMは4GBでストレージは64GBと128GBモデルがある。カラーはグラファイト、ロゼット、ティールの3色。

 SoCに「MediaTek MT8189」を搭載する。全面がアルミニウム素材で、重さは約329g、厚さは7.95mmで、片手で持ち運びができるサイズという。最大で14時間の連続動画再生が可能。

「Amazon キッズタブレット」は日本独自モデルも

 キッズ向け「Amazon キッズタブレット」は、8.7インチモデルと11インチの2モデルが用意される。日本での販売価格は、8.7インチモデルが3万9980円から、11インチモデルが5万4980円から。

 3歳以上を対象としたモデルでは、「パウ・パトロール」のカバーを、また6歳以上を対象としたモデルでは、日本限定で「ちいかわ」のカバーを採用する「ちいかわ エディション」がそれぞれ用意される。

 同タブレットは、サブスクリプションサービス「Amazon Kids+」に加えて、Google Playストアで提供されるアプリをダウンロードして利用できる。

 同シリーズは、従来どおり「Amazon Kids+」の1年分の利用権と、専用の保護ケース、ペアレンタルコントロール機能が付属する。日本国内では10月14日の出荷開始を予定している。

「Kindle」アプリは読書中に集中しやすく

 「Amazon Alexa Tablets」では、Kindleアプリを開くと通知が消音されるほか、ブルーライトが軽減される。ディスプレイテーマは、ユーザーの好みに合わせて3種類から選べる。

 スタイラスペンを使ったハイライトやメモの書き込みも可能。本への書き込みは、ペン対応デバイスや「Kindle Sribe」上のKindleアプリとも同期する。

「Alexa+」を標準搭載

 新たに発表された「Amazon Alexa Tablet」シリーズは、AIアシスタント「Alexa+」を標準搭載している。「Alexa(アレクサ)」と話しかけるか、「Ask Alexa」ボタンをタップして呼び出しできる。

 「オンスクリーン・インテリジェンス」を有効にすると、画面上の内容を「Alexa」に見てもらうことで、状況に応じたリアルタイムなサポートをうけられる。

 たとえば、ハイキングコースに関するコンテンツを表示中に「この中で私にお勧めのコースは?」と尋ねると、ユーザーの情報に基づいて計画を立てるのをサポートしてくれる。

 「オンスクリーン・インテリジェンス」は、設定からいつでも有効/無効を切り替えでき、Alexaが画面を認識している最中は明確なインジケーターが表示される。

 アシスタントとより自然にやりとりするために、ライブセッションではウェイクワードを挟むことなく会話を継続できる。Alexaアイコンをタップしてライブセッションを開始すると、自然に対話形式でアシスタントとやりとが可能になる。

 「オンスクリーン・インテリジェンス」を有効にしている場合には、画面共有もできる。たとえば、Pinterestでレシピを見つけて詳細を探したり、TikTokの動画で流れる商品をAmazonで見つけたりできる。

 これらの「オンスクリーン・インテリジェンス」の関連機能は全てデフォルトではオフになっており、利用にはユーザーが明確に利用を許可する操作が求められる。また、Alexaが音声を聴き取るタイミングや、記憶する内容はユーザー自身が選択できる。

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