今月下旬に開催される陸上競技の全国大会に、大阪府代表として出場する予定だった中高生8人が、大阪中体連のエントリー手続きのミスにより、大会に出場ができなくなっていたことが分かりました。

 今月23日~25日に三重県・三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で、陸上競技の全国大会「JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会」が開催されます。

 大阪中体連によりますと、この大会には8人の中高生の選手が大阪府代表として出場する予定でした。いずれも、9月に行われた大阪陸上競技協会主催の選考会の結果から代表選手に選ばれていて、全国大会のエントリー手続きは中体連が一括して行うことになっていました。

 エントリーの締切は9月24日の午後6時でしたが、大阪中体連は締切を28日と誤認していて、締切の10分ほど前に誤りに気づき、パソコンのオンライン上でエントリーの手続きを進めましたが、締切の午後6時には作業が間に合わなかったということです。

 その後、大阪中体連は、大会を主催する日本陸上競技連盟に対し、8人の選手を追加エントリーするよう申し入れましたが、日本陸連は「締切を過ぎたエントリーは認められない」として、10月2日時点でも出場については認められていないということです。

 大阪中体連は、「この事態を極めて重く受け止めております」とした上で、「選手本人に責任のない事案であることを踏まえ、関係団体への要望を含め、取り得る対応について引き続き検討及び働きかけを行っております」としています。

 一方、この問題をめぐり、大阪府の吉村知事は1日、日本陸連に対して、8人の追加エントリーを求める要望書を提出しました。

 要望書で吉村知事は「夢や希望をもって日々練習に励んできた子どもたちが、自らの責めによらない事情によってその機会を奪われることは、教育的観点からも看過することのできない事態であると考えております」としたうえで、「エントリー漏れとなった大阪府代表選手の本大会への出場機会の確保に向け、最大限の御配慮をいただきますよう強く申し入れます」として、日本陸連に出場を許可するよう要望しています。

Share.