日本陸連は3日、今月23~25日に三重県で開催される「JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会」に、大阪府代表に選ばれた中高生8人が出場できない問題について、救済措置を行わないと発表した。大阪中学校体育連盟(大阪中体連)が期限内に参加申込を行っていなかった。

大阪の中高生8人の出場は不可と日本陸連が発表(画像はイメージ)大阪の中高生8人の出場は不可と日本陸連が発表(画像はイメージ)

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 JOCジュニアオリンピックカップU16陸上

 日本陸連は3日、今月23~25日に三重県で開催される「JOCジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会」に、大阪府代表に選ばれた中高生8人が出場できない問題について、救済措置を行わないと発表した。大阪中学校体育連盟(大阪中体連)が期限内に参加申込を行っていなかった。

 この問題を巡っては、大阪府の吉村洋文知事も選手の出場機会確保を求めるなど救済を求める動きがあった。

 日本陸連は大阪側から示された説明を受け、エントリーシステムのログなどを確認。説明に差異が見つかった。その上で、これまで期限を過ぎた申込について参加を認めていないことなどを踏まえ、公平性の観点から今回も救済措置を行わないと判断した。

 大会には大阪府の男女8人が、都道府県代表種目に出場する予定だった。代表選手自身が申し込む方式ではなく、各都道府県陸協が選考した選手を取りまとめ、日本陸連のエントリーシステムから手続きを行うことになっていた。

 申込期間は8月21日正午から9月24日午後6時までの1か月余り。しかし、大阪中体連は期限内に手続きを完了できなかった。

 その上で、日本陸連は「今回のような事案が繰り返し生じることがないよう、本連盟においても今後、申込期間の終了が近づいた時期にSNSやメール等により注意喚起のメッセージを発信する、申込期間内であればエントリーシステムにおいて申込内容の変更・削除も可能である(から早めに手続きに着手するよう勧める)ことを呼びかける、などの策を検討します」とした。

 日本陸連が発表した判断に至った経緯は以下の通り。

・申込期間が終了した直後の9月24日の18時過ぎに、当該陸協から本連盟に、PCの不具合(通信環境の不具合)により都道府県代表種目の申込ができない、との旨の連絡。当該陸協から今大会の都道府県代表種目の申込に関する本連盟への連絡はこれが初めてであり、申込期間内には一切の連絡がなかった。

・当該陸協からは本連盟に対して、「担当者が9月24日の17時50分頃にエントリーシステムで申込を行おうとしたが、申込のボタンが表示されなかった」との指摘があり、状況確認の要望があった。

・日本陸連でシステムのログを確認したところ、当該陸協の担当者がエントリーシステムにログインしたのは申込期間が終了する9月24日18時00分の約1分前で、その後に申込の手続きをしようとしていた途中で18時00分を過ぎたため、その時点でシステム上に申込ボタンが表示されなくなったことが判明。当該陸協の担当者がエントリーシステムにログインしたのはこの時が初めてで、申込期間に入ってから(2026年8月21日12時00分以降)この時まではログインをした履歴が確認できなかった。

(THE ANSWER編集部)

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