香川県民による文化芸術の祭典「かがわ文化芸術祭2026」が1日、開幕した。12月31日まで香川県内各地でコンサートや舞台、絵画展など多彩なイベントを展開する。初日は香川県高松市玉藻町の県立ミュージアムで同芸術祭のポスター原画展が始まり、みずみずしい感性の力作が来場者の目を引いている。ポスター原画展は12日まで。

 同芸術祭は、県民の文化芸術活動を後押ししようと、県などでつくる実行委が毎年開催。今回は「ひらく、つながる、ひろがる~かがわの今・昔・未来~」をキャッチコピーに、主催公演・行事、県内の団体・個人が企画する公演・行事など合わせて120を超える事業で構成している。
 主催公演の目玉は総合舞台公演「さぬき今昔ものがたり~未来へのまなざし~」(11月22日)。12月3日の県民の日創設を記念し、県発足の歴史をひもとく小演劇、人工知能(AI)画像とオーケストラの共演、オペラ「二十四の瞳」の一場面上演などが盛り込まれる。

 このほか、県内の個人・団体が郷土芸能や演劇などを繰り広げる「めんめの発表会」(11月29日)、香川をテーマにした子ども向けの「アートコンポ香川ワークショップ」(11月1日、事前申し込み)なども予定。さぬき映画祭(来年2月)も今回から主催行事に加わった。
 ポスター原画には86点の応募があり、会場では25点を展示。最優秀賞で今回のポスターに採用された梅崎百愛(もね)さん(香川短大2年)の作品は、墨絵風の人物が力強く筆文字を書く様子をデザイン。響や美などの文字が流れるように描かれている。また、伝統工芸や音楽に囲まれた道を歩く人々を表現した作品や、好きなピアノ曲をイメージし、音が飛び跳ねたり走り回ったりする様子をダイナミックに描いた作品なども展示されている。
 主な入賞者は次の通り。(敬称略)
 優秀賞 中野蓮都(豊原小)菅遥(県立高等技術学校)楠真優(香川短大)▽奨励賞 丸尾英新(香川丸亀支援学校)渡部結稀(城西小)高津綾乃(太田小)

(四国新聞・2026/10/02掲載)

かがわ文化芸術祭

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