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2026.10.01

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全国高校サッカー選手権県予選特集 冬の全国へ挑む注目選手とライバル(1) 【大分県】

 全国高校サッカー選手権大分県予選が、17日に幕を開ける。冬の全国舞台へ続く切符は、ただ一枚。その行方を左右するのは勝負どころで輝きを放つ選手たちだ。大会を前に注目選手をピックアップ。それぞれの武器や選手権に懸ける思いに迫るとともに、彼らが「気になる存在」として名前を挙げたライバルを紹介する。

FW山下紫凰(大分鶴崎3年)
2008年10月8日生まれ、179cm、60kg、前所属チームは大分トリニータUー15(鶴崎中学校出身)

 ピッチに立つだけで相手の守備を動かす。山下紫凰は鋭い動き出しと前へ突き進む力でゴールを脅かす大分鶴崎の攻撃の中心だ。首藤謙二監督は「前線に一人いるだけでも相手は嫌だと思う」と、その存在感に期待を寄せる。
 当然、県予選では厳しい警戒が予想される。そこでカギとなるのが、山下が相手を引きつけた後に周囲を生かすプレーである。トップ下だけでなくサイドや2トップ気味の位置も選択肢。中盤が山下の動き出しを逃さずボールを送り込めば、そのスピードはさらに生きる。自ら仕留めるだけでなく、相手を引きつけて味方も生かす。山下をどう止めるか―。その難題を相手に突きつける。

気になる選手
FW吉良匠生(大分3年)
 匠生とは小学生の頃から何度も対戦してきました。見た目からもプレーからも伝わるくらい負けん気が強く、決勝で戦う相手としては最高です。アイツに勝って3連覇を達成したい。そしてFWとして得点でも当然負けるつもりはありません。今大会は匠生より多くゴールを決める。絶対に負けたくない相手です。

FW吉良匠生(大分3年)
2008年10月22日生まれ、170cm、65kg、前所属チームは大分中学

 ゴールへの執着心なら誰にも負けない。吉良匠生はサッカーへの情熱と人一倍の負けん気をプレーの原動力にする点取り屋である。岡松克治監督は「周りから何を言われても『俺が点を取る』というくらいの気持ちがある」と、その強烈な得点への意欲を高く評価する。
 ストライカーに必要なのは、ここ一番で自分が決めるという覚悟だ。吉良には、そのエゴと責任感がある。エースとして仲間を引っ張りながら、最後は自らのゴールで勝利を引き寄せる。誰よりも勝ちたい。誰よりも点を取りたい。そのむき出しの負けん気こそ、冬の全国を目指す大分の最前線を突き動かす力なのだ。

気になる選手
FW山下紫凰(大分鶴崎3年)
 紫凰は小学生の頃からずっとライバルです。高校に入って一気にレベルアップし、日本代表に選ばれる選手になったのは本当にすごいと思います。でも、だからこそ絶対に負けたくない。アイツより多く点を取る。その思いしかありません。負けることは考えていないし、最後に優勝するのは俺たちです。

DF水城莉緒斗(中津東3年)
2008年6月30日生まれ、177cm、67kg、前所属チームはFC中津UNITED(豊陽中学校出身)

 守るだけではない。最後尾から一蹴で好機を生み出すのがキャプテンの水城莉緒斗だ。高さとスピードを備え、対人の強さに加えて、両足から繰り出す精度の高いロングキックが最大の武器。首藤啓文監督は「後ろから試合の流れを変えられる」と評価する。相手の出方を見ながら後方でつなぎ、前掛かりになれば背後へ一気にボールを送り込む。ロングスローも攻撃の武器となる。
 小学1年から続けてきたサッカーは高校卒業で一区切りをつける。「悔いのないプレーをしたい」。無失点と対人での勝利にこだわり、キャプテンとして仲間を前向きにさせる。高校最後の大会、水城は攻守の起点となってチームをけん引する。

気になる選手
MF岩崎海翔(柳ケ浦3年)
 岩崎は柳ケ浦のキープレーヤーです。今年の県北クラシコでは実際にマッチアップして、激しく競り合いました。県予選で対戦するとすれば決勝。もう一度、あの時のように真っ向勝負して勝ちたいです。そのためにも普段の練習から一切妥協せず、キャプテンとしてチームを引っ張り、決勝まで勝ち上がりたいです。

(柚野真也)

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