岐阜県にある「乗降客数0人の秘境駅」に目を奪われる 「行ってみたい」

【写真提供】@seizan1013(投稿・写真著作権者)

乗降客数0人!?岐阜県にある緑に包まれた秘境駅が、Xで話題になっています。

投稿したのは、@seizan1013さんです。

当ポストには執筆時点で51万件を超えて表示されており、「行ってみたい!」「夜になると時刻表にない列車が止まりそうです」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@seizan1013さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 岐阜県にある“乗降客数0人の秘境駅”が話題

緑に包まれた静かな雰囲気に思わず見入ってしまう1/5

緑に包まれた静かな雰囲気に思わず見入ってしまう

出所:@seizan1013

「岐阜にある乗降客数0人の秘境駅」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、緑に包まれた静かな駅の様子でした。

撮影場所は、岐阜県本巣市にある樽見鉄道「高尾駅」。投稿主さんは、去年6月に訪問したそうです。

投稿主さんに高尾駅を訪れた経緯を聞いてみると「趣味で鉄道のある風景を中心に撮影しているのですが、SNSやインターネットで紫陽花と鉄道が一緒に撮れる場所を探していましたところ、高尾駅の画像を発見しまして、実際に列車に乗って行ってみました」とのこと。

続けて「ところが実際に行ってみると、剪定されたのか思ったより紫陽花が咲いておらず、自分の思った通りの写真は撮れませんでした。仕方なくホームに戻ってみると、雨上がりで薄暗く緑に覆われた幻想的な雰囲気でしたので『これはすごい!』と思い、帰りの列車が来るまで駅周辺で撮影をしていました」

「見ての通りの雰囲気で、撮影当時付近に自分のほかに人はいなかったと記憶しています。一応駅の横に県道があるので完全に人気がないわけではないのですが、チキンハートが顔をのぞかせたので長居することなく退散しました(笑)」と、当時の様子も話してくれました。

投稿のきっかけについて「実は今回の写真は以前にも投稿したことがありまして、今回ほどではなかったのですが、比較的多くの反応をいただいていたんです」と話してくれた、投稿主さん。

「なぜ改めて投稿したかというと、日本各地の乗り物や観光の動画を投稿していらっしゃるYouTuberのZAKIさんが高尾駅の動画をあげていらっしゃっており、ついにこの駅にスポットライトが当たるのか?!と思い、ある意味便乗させていただいたというのが再投稿のきっかけです」と、教えてくれました。

そんな人の気配がない岐阜の秘境駅は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「行ってみたい!」などの反響が続出

緑を背景にカラフルな車両が走る様子が素敵2/5

緑を背景にカラフルな車両が走る様子が素敵

@seizan1013さんご提供

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には


「行ってみたい!」
「夜になると時刻表にない列車が止まりそうです」
「秘境駅、ワクワクします!」
「探検気分になって楽しそう」

など、実際に行ってみたいと思う人から、静かな雰囲気に想像を膨らませる人など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「一度あげたときもそれなりの反応をいただいたのですが、SNSでもこの構図の写真を見たことがなく、知名度はそこまでなのかなと思っていました。キャプションでは敢えて駅名を言わなかったのですが、今回の渡航には『樽見鉄道ですか?』『高尾駅ですか?』と反応が思っていたよりも多く、意外と知っている方が多いんだなと驚きました」と振り返る投稿主さん。

続けて「『今度行ってみようかな』という反応や、自分の写真を褒めてくださるリプライ・引用ポストもいただき、大変ありがたい気持ちでいっぱいです。樽見鉄道・高尾駅の魅力を少しでも広めることができたなら嬉しいです」と、話してくれました。

3. 季節のイベントも魅力!豊かな自然に囲まれた樽見鉄道

投稿にちなみ、ここからは秘境駅を通る樽見鉄道について深掘りします。

樽見鉄道は、岐阜県の「大垣駅」から「樽見駅」までの全長34.5kmを走る鉄道。根尾川と並走し、山と川の美しい景色が車窓に広がります。

個性的な外観デザインの車両も樽見鉄道の魅力。レトロなものからポップなものまで、見ているだけでワクワクするようなデザインが揃っています。

「しし鍋列車」や「薬草列車」など、季節ごとの企画列車も運行しているため、岐阜観光の際にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

4. 著者からの一言コメント

投稿主さんは、近年増えているローカル線存続問題に触れ「今回の自分の投稿で少しでも多くの方が高尾駅や樽見鉄道に関心を持ち、実際に現地を訪れる方が増えてくれたらこれ程嬉しいことはありません」と話してくれました。

素晴らしい景観や車両、イベントなど、さまざまな魅力が満載の樽見鉄道、ぜひ訪れてみたいですね。

5. 岐阜県の2024年の観光消費額について紹介

ここからは記事の話題にちなんで、岐阜県の観光消費額についてご紹介します。

観光消費額とは、旅行者が旅行先で使うお金の合計のことです。宿泊費、飲食費、交通費、お土産代、娯楽費などが含まれ、その地域の経済効果を示す重要な指標となります。岐阜県の公式サイトに掲載されている「岐阜県観光入込客統計調査」によると、2024年の岐阜県における観光消費額は4012億7300万円となり、前年比31.8%増という結果になりました。

今回はXで話題になっている「岐阜県にある“乗降客数0人の秘境駅”」をご紹介しました。

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参考資料

渋澤 コン

著者

渋澤 コン

1988年生まれ。関東在住。大学卒業後、メーカー企業に勤務。在職中に、かねてより興味のあったライター関連の勉強をスタートする。夫の転勤を機にメーカー企業を退職し、2015年よりフリーライターの活動を開始。WEBサイトを中心に、さまざまなメディアで執筆経験を重ねる。

得意ジャンルは、トラベル、グルメ、ファッションなど。長年、犬や猫を飼ってきた経験から動物系の記事も多数執筆経験あり。

専門的なことや、分かりづらいことを誰もが理解しやすく文章にまとめるのが得意です。読者の皆様が「分かりやすい」「読んで有益だった」と思えることを軸に、時にはクスッと笑ったり、ホッコリしたりできる文章を届けたいと思っている。

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