
トヨタ「“2人乗り”カローラ」がスゴイ! 全長4.6m“精悍”ボディに「ひろびろラゲッジ」搭載! “リッター22.7km”走れる「超・低燃費」の“はたらくカローラ”! 快適“最新装備”も嬉しいトヨタ「カローラ コマーシャル」英国仕様に大注目!
トヨタの英国法人が、ステーションワゴンをベースにした2人乗りの商用バン「カローラ コマーシャル」を販売しています。後席をなくした英国専用モデルは、どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタ「“2人乗り”カローラ」がスゴイ!
トヨタの英国法人は、ステーションワゴン「カローラ ツーリングスポーツ」(日本名:カローラツーリング)をベースにした2人乗りの商用バン「カローラ コマーシャル」を販売しています。英国専用モデルで、同市場初のセルフチャージ式フルハイブリッドバンとして登場しました。
カローラ コマーシャルは、後席と後席用シートベルトを装着せずに仕立てた2シーターで、荷室容量は1326リットル。ハッチバックをベースにしたバンより大きな荷室を確保し、二酸化炭素の排出を抑えたい小規模事業者や個人事業主に向けたモデルです。
構想は英国発で、2021年の商用車ショーでプロトタイプを公開し、2022年5月に生産を開始しました。生産はダービーシャー州バーナストンにあるトヨタ英国工場が担当。乗用モデルと同じ組立ラインを通ったあと、工場内の専門部門で架装されます。
架装では、ラバーを敷いたフラットな荷室の床とスチール製の隔壁、後席側の窓をふさぐスチールパネルを取り付け、貨物車としてのN1型式認証(車両総重量3.5t以下の貨物車を指す欧州の区分)に対応します。
2023年には第5世代のハイブリッドシステムを採用。2026年モデルではドライバーモニターカメラを標準装備し、トヨタセーフティセンスはソフトウエアの無線更新にも対応します。
プラットフォームは乗用モデルと同じ「TNGA-C」。外観は15インチのスチールホイールにフルホイールカバーを組み合わせ、LEDヘッドライトやLEDデイタイムランニングランプ、黒のルーフレールを備えます。
ボディサイズは全長4650mm×全幅1790mm×全高1460mm、ホイールベースは2700mm。日本仕様の「カローラ ツーリング」より全長で155mm、全幅で45mm大きく、全高は同じというプロポーションは独自のスポーティさと精悍さがあります。
荷室は長さ1860mm、最大幅1430mm、タイヤハウス間952mm、高さ682mm。最大積載量は425kgで、けん引能力はブレーキ付きトレーラーが750kg、ブレーキなしが450kgです。
グレードは1種類のみ。8インチディスプレイのマルチメディアやApple CarPlay/Android Auto、デュアルゾーンエアコン、前席シートヒーター、運転席の電動ランバーサポート、バックカメラが標準装備です。荷室には室内灯と12V電源も備わります。
インテリアは黒のファブリック表皮で、7インチのカラーマルチインフォメーションディスプレイや電動パーキングブレーキ、7つのエアバッグを装備。メーカー保証は条件を満たせば最長10年・10万マイルまで延長できます。
安全面では、交差点での出合い頭にも対応する衝突被害軽減ブレーキや全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール、レーントレーシングアシストなどを標準装備します。前方カメラは検知範囲を広げ、ミリ波レーダーも近距離の障害物を捉えます。
パワートレインは1.8リッター直列4気筒「2ZR-FXE」とモーターを組み合わせたハイブリッド。エンジン単体は最高出力98PS・最大トルク142Nm、モーターは最高出力約95PS(70kW)・最大トルク185Nmで、システム最高出力は140PSです。
第5世代のハイブリッドはパワーコントロールユニットとトランスアクスルを刷新し、リチウムイオン電池も軽くしながら出力を高めました。0-62mph(約100km/h)加速は従来より1.7秒短い9.4秒です。エンジンは北ウェールズにあるトヨタのディーサイド工場製です。
トランスミッションはCVTで、燃費はWLTP複合モードで64.2mpg(英ガロン、約22.7km/L)、二酸化炭素排出量は100g/kmです。
英国トヨタではフルハイブリッドの特性を生かし、市街地の配送では電気のみで走行できる一方、長距離では充電のために止まる必要がないと、その魅力についてアピールしています。
価格は2万9995ポンド(約636万円・2026年9月時点の換算)で、税や登録の費用を含む現地のOTR価格です。なお日本への導入はアナウンスされていません。
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カローラ コマーシャルは、英国の「Van Fleet World」アワードで2025年まで3年連続、小型バン部門のタイトルを獲得しています。
実用的かつスポーティな乗用ワゴンとして売られるカローラツーリングが、英国では後席をなくした2人乗りの働くクルマとしても活躍しています。
