県内各地でクマの目撃情報が相次ぐ中、県はGPSを使った生態調査に乗り出しました。
【写真を見る】クマ生態をGPSで調査 県内10か所で行動パターン把握 効果的な対策に反映へ 山梨
県によりますと、今年度、県内でのクマの目撃件数は215件に上り、過去最多となった昨年度と同じペースで推移しています。
こうした中、県が新たに始めたのがGPSによるクマの生態調査です。
わなで捕獲したクマにGPSつきの首輪をつけ、生息密度が高い県内10か所のエリアで行動パターンや行動経路などを調べます。
県自然共生推進課 土橋史さん
「GPSを用いることによって定期的に情報が手に入り、長期間安定して(情報を得られるので)クマがどのように地域の中を活動しているのかがはっきりしてくるので、効果的な対策につながることを期待している」
一方、冬眠前でクマの食欲が旺盛になる秋を前に、身延町では持ち主が管理できないカキなどの木を伐採する取り組みをスタートしました。収穫しないカキの実がクマを引き寄せるのを防ぐのが目的で、費用の全額を町が負担します。
身延町産業課 千頭和宏彰さん
「町内には空き家も多くあるので、今空き家になっている所の果樹などは管理するのも難しいという状況がある。放置果樹を伐採することによって、クマをひきつける要因の一つをつぶして町民の安全を守っていければ」
放置された果樹の伐採事業は身延町以外にも小菅村や甲府市などが準備を進めています。
