新型コロナや首里城火災など、就任直後から様々な困難に直面してきた玉城知事が9月29日、2期8年の任期を終え退任します。
【写真を見る】玉城沖縄県知事 9月29日退任 国と対峙した8年間
辺野古移設阻止を掲げて国と対峙してきた玉城県政の8年と、「オール沖縄」とは何だったのか考えます。
玉城知事:
「私のような多様な、その生まれと人生を歩んできた者に対して、県民の先頭に立ってぜひ舵取りをしてくださいというように委ねていただく」「私はこれそのものがもうレガシーという以外に表現方法がないのではないかと思っています」
任期中最後となった定例記者会見で自らの生い立ちに触れながら、県民への感謝を述べた玉城知事。
翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、2018年に初当選しました。
玉城知事:
「前任の翁長知事の取り組んでこられたこと、いろいろとここで回想しながら、自分の役割と責任に重ねて、色んな仕事をさせていただけるだろうなと思うと感慨深いです」
その2期8年は就任直後から未曽有の事態への対処に追われることとなります。
■首里城正殿焼失・「豚熱」・コロナ
■2019年10月 首里城正殿焼失
仲田紀久子アナ:
「首里城のシンボルでもある正殿が全焼し、もう建物の骨組みも崩れ落ちて元の姿が分からないほど全焼しています」
玉城知事:
「必ず復元します。復元に向けて多くの皆さんの力をお貸しいただきたい」
■2020年1月 県内で33年ぶりに「豚熱」確認 約1万2000頭を殺処分
大城譲カメラマンリポート:
「うるま市上空です。全身白ずくめの作業員たちが道路の上に白い粉をまいているのが確認できます」
玉城知事:
「全庁を挙げて、迅速かつ的確な防疫措置に万全を期するよう命じたところ」
■2021年度 入域観光客300万人あまりに激減 県内総生産(名目GDP)の損失6800億円超との試算も
片野達郎アナ:
「先月24日から国際線はゼロとなりました。沖縄の空の玄関口、ゴールデンウィークとは思えないほど、閑散としている状況です」
■改善した子どもの貧困、観光需要回復も 揺らぐ足元
そして、1期目の任期で迎えた本土復帰50年。式典では半世紀を経ても変わらない沖縄の現状を訴えました。
玉城知事:
「本土復帰にあたって沖縄県と政府が共有した“沖縄を平和の島とする”という目標が、復帰から50年経ってなお達成されていない」
