いつもファジアーノ岡山へ温かいご声援・ご支援をいただき、誠にありがとうございます。

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブでは、令和8年9月28日に定時株主総会を開催し、第21期(令和7年7月1日から令和8年6月30日まで)の事業報告および決算書類報告を行い、承認されましたのでお知らせいたします。あわせて、ファジアーノ岡山の経営状況および今後の取り組みについてご報告いたします。

なお、第21期は令和7年7月1日から令和8年6月30日までの12か月間となっており、第22期以降と同じ区切り方となります。内容としては、2025シーズンの後半戦(7月以降の期間)と、今シーズンより新たな枠組みとしてスタートした「百年構想リーグ」における成績を合算したものとなっており、通常の1シーズン単位とは異なる変則的な決算期間となります点をあらかじめご了承ください。

経営数値に関して

第21期の営業収入は39億40百万円、営業費用は37億97百万円、営業利益は1億43百万円、当期純利益は1億1百万円となりました。
営業収入については、ご協賛社数・ご協賛金額の増加や、ホームゲームのチケット価格におけるフレックスプライスの導入、グッズ販売の伸長などにより、広告料収入16億69百万円、入場料収入6億43百万円、グッズ収入4億98百万円と、いずれも過去最高の実績となりました。
営業費用につきましては、シーズン移行後初のシーズンにおいて、「J1定着」を念頭に置いたさらなるクラブの躍進を目的に、選手・チームスタッフ人件費をはじめ、遠征費・合宿費等のチーム関連費に引き続き積極的に投じてまいりました。
なお、第21期につきましても前期(第20期)と同様に一定の利益を計上する結果となりましたが、この2期で蓄えた利益につきましては、2026/27シーズンにおけるチームの強化資金としてこれまでの資金投下と明らかにフェーズを変える年と位置付け、積極的に投じてまいる所存です。

第22期の予算に関して

第22期(令和8年7月1日から令和9年6月30日まで)につきましては、期初に掲げたJ1定着そして一つでも上の順位を目指すため、トップチームへの資金投下を積極的かつ機動的に行ってまいります。加えて、中長期的なクラブの成長を見据え、岡山における各方面のステークホルダーと協業のうえアカデミーの環境整備にも引き続き力を注いでまいります。
上述した通り、明らかにフェーズを変える年と位置づけて資金投下することを計画しており、様々な変動性をはらむものではございますが、最終的には赤字になることを見込んだ予算編成をしております。

中期的なビジョンと新たに顕在化したリスク

クラブの予算規模とチーム成績には強い相関がございます。当クラブにおいては、目先の収支に一喜一憂することなく、中長期的な視点でクラブの成長とチーム強化に資金を投じ続けることで、持続的にチームの競争力を高めてまいります。あわせて、育成年代の強化や海外との接続、地域との連携についても引き続き重要なテーマと位置付け、着実に取り組みを進めてまいります。
一方で、Jリーグのチケット購入等に利用される共通ID(通称JリーグID)の百年構想リーグにおける新規増加数が、J1リーグ各クラブの中で最も低い水準にあるという課題も顕在化してまいりました。これは、現スタジアムの収容人数と収容率に起因するところが大きく、J1昇格を機に新たにクラブへ関心を持っていただいた方々が、実際にスタジアムで観戦する機会を得にくい状況が生じているものと認識しております。J1昇格という大きな成長機会を一過性のものとせず、新たに関心を深めていただける方をいかに増やすことができるか、試行錯誤してまいります。

ミッション・ビジョン・バリューの制定

ファジアーノ岡山は2026年7月13日をもって株式会社設立20年を迎えることとなり、このたび新たにミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)を制定いたしました。※参考URL:MVV

背景としては20年間変わらぬ活動指針で活動してきた中で、現在J1という日本最高峰のリーグで戦うこととなったこと、それに加えて20年の年月を経て地域における社会的責任に大きな変化を感じていたことがあげられます。
クラブ理念である「子どもたちに夢を!」を不変のものとし、ミッションを「地域とともに未来を拓き、岡山の誇りとなる」。ビジョンを「スタジアムの熱狂により、感動を生み出す」「世界の舞台で活躍する人材を輩出する」、「すべての人が多様に輝く社会づくりに貢献する」、「あらゆるスポーツを楽しめる環境づくりを支える」として、より多くの方々を巻き込み、大きな社会的責任を果たせるクラブを目指すべく、日々の活動に取り組んでまいる所存です。

最後に

毎年のお願いとなりますが、ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、ファジアーノ岡山のスポンサー・パートナー企業様の商品・サービスをご購入、ご利用いただくとともに、7月下旬に導入した「ファジアーノペイ」についても積極的にご使用いただけますと幸いに存じます。加えてご協賛社様、またその商品・サービスについて、SNS等で積極的に発信いただけますと幸いです。
 「子どもたちに夢を!」の実現、そして2026/27シーズンでのさらなる躍進に向けて、引き続き皆さまのご支援・ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

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