投稿日 : 2026年9月27日 最終更新日時 : 2026年9月27日 投稿者 : りんたろう

画像提供:宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館

宮城県石巻市の宮城県慶長使節船ミュージアム「サン・ファン館」は2026年10月24日(土)から2027年2月1日(月)まで、開館30周年記念企画展「山口晃 ファ士クラ渡海遣欧奇から読み解くトリビア10」を開催する。

企画展では、画家・山口晃氏が2024年のサン・ファン館常設展示リニューアルに際して制作した「ファ士クラ渡海遣欧奇」の原画が初公開される。同作は、太平洋、大西洋、地中海の3つの海を越え、ローマへ向かった慶長遣欧使節の旅を描いた作品で、原画をもとに制作したグラフィック作品が現在の常設展示にも設置されている。

展示では原画の公開に加え、作品に描かれたモチーフから10のトリビアが紹介される。ガレオン船「伊達の黒船」の建造や、ローマ教皇と遣欧使節の目的、遣欧使節が渡った3つの大海などを取り上げ、使節にゆかりのあるスペイン、イタリア、メキシコの文化も交えながら「仙台藩をめぐるグローバルヒストリー」を読み解く。

会場はサン・ファン館の企画展示室。入館料は一般500円、20人以上の団体は400円で、高校生以下は無料。各種障がい者手帳などの提示により、本人と介護者1人も無料となる。

初日の10月24日(土)には、企画展関連講演会「作家とひもとくファ士クラ渡海遣欧奇」も開催される。山口晃氏が講師を務め、企画展を監修した武蔵野美術大学教授の加藤幸治氏が聞き手を担当する。時間は13時30分から15時までで、参加費は無料だが入館料が必要。事前申し込み制となる。

サン・ファン館は、慶長遣欧使節を乗せて太平洋を渡った帆船「サン・ファン・バウティスタ」や使節の歴史を紹介する施設で、今回の企画展は開館30周年記念事業の一環として実施される。

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