8月頭に黒部源流に行ってから、山が(里もですが)全然晴れません。毎年2回以上はアルプスに行ってるんだけどなあ。

黒部源流を歩いたのは,もうひと月半も前…(涙)
今週から北アルプスでは雪が降って,最低気温もマイナスになるみたいです。実は穂高に行きたくて,ずっと天気を注視してたんですけどね。この条件だとベルグラ(岩の表面に氷)が張るから,今年はもう無理っぽいですねえ(泣)。

穂高に行きたかったんですが…
そんな中,今月中旬に,札幌の実家に帰ってました。父の健康状態が芳しくないので,様子を見に行ってきたんです。ついでに息子の顔も見せにね。
今回はとんぼ返りで,ほとんど写真も撮ってこなかったんですが,実家に置いてあった昔のアルバムを持ち帰ってきました。その中に,高校時代に登った山の写真があったので,スキャンしてデジタル化してみました。
珍しく (?) 北海道の山の写真を載せてみようと思います。昔のだけどね。
大雪山 –– 白雲岳,トムラウシ山
高校時代は週末になると札幌近郊の山を歩き回り,夏休みに大雪山にいくのが恒例でした。
はじめに取り上げるのは,表大雪・白雲岳。さすがに北海道,真夏でも豊富な残雪が残り,山肌にゼブラ模様が現れます。テント場も雪溪の縁でしたねえ。

大雪山・白雲岳
順番がちょっとあれなんですが,この時はクワウンナイ川を詰めてトムラウシ山に登り,化雲岳,忠別岳と縦走してここまでやってきました。4泊5日の最後の幕営地でしたかね。
その前の日に見たトムラウシ山のモルゲンロート。トムラウシは大雪山系の最奥部にある山で,累々と積み重なった岩の山です。

トムラウシ山モルゲン
歩いているとナキウサギの声が聞こえるんですが,毎回「声はすれども姿は見えず」なんですよね。いまだにその姿を見たことはありません。
縦走の途中,トムラウシ山の近く,南沼でテント泊した時の写真がこちら。雪溪に乗って水を汲みに行きます。この辺りはヒグマの生息地なんですが,遭遇しなかったのはラッキーでしたね。

南沼でテント泊
南沼からトムラウシを見ると,大きな山体が見事です。北海道の真ん中にある山塊の,一番深いところ。スケールの大きな眺めです。

トムラウシ山パノラマ
この写真は2枚のパノラマ写真です。とは言っても僕が高校生の頃,フィルム写真時代ですからね。2枚の写真を文字通り手で並べてパノラマにしています。
クワウンナイ川の沢登り
トムラウシに登るルートはいくつかありますが,この時はクワウンナイ川を詰めて行きました。沢登りです。

クワウンナイ川
この沢のハイライトは,上流の方で 1.5 kmにわたって続くナメです。「滝ノ瀬十三丁」って呼ばれてるんじゃなかったかな。
「ナメ」は感じにすると「滑」。滑らかな一枚岩の沢床がずーっと続くところ。すごく穏やかな気分で歩くことができて,気持ちいいんです。

ハイライトは数kmに及ぶナメです
傾斜のあるところでは,ウォータースライダーごっこもしました(念のために腰にロープをつけてね)。
源頭部はお花の楽園。素晴らしい山旅でした。
北大雪・ニセイカウシュッペ山
高校時代は北海道のいろんな山域に行きましたが,その中でも特に印象に残っているところがいくつかあります。その一つが,北大雪のニセイカウシュッペ山です。
ここに行ったのは3月,北海道の山はまだサラサラの雪で覆われている時期でした。山スキーを履いて沢を詰めていき,尾根に出たところで幕営。次の日の朝,稜線を登っていくと,ドーン!

ニセイカウシュッペ山 大槍・小槍
手前に小槍,正面に大槍(頂上は大槍の奥にあります)。大槍から西に伸びる尾根にはヒマラヤ襞が発達しています。
この光景はあまりにも神々しくて,衝撃を受けました。この日は結局,強風で登頂は断念したんですが,この山行がその後も山登りを続けるきっかけになったと言っても過言ではありません。
札幌近郊 迷沢山
当時の「ホーム」だった札幌近郊の山々。…札幌ってけっこう山に囲まれた街なんですよ。
写真はたくさん残ってるんですが,僕や仲間の「顔出し」が多いのでね。一枚だけ,冬山のトレーニングとして登った迷沢山の一枚を。

札幌近郊・迷沢山にて
雪が深い北海道の山。ワカンもいいんですが,山スキーで登ることが多かったですね。
滑走面にシール(前には滑るけど後ろには進まないという優れもの。元々はアザラシの毛皮で作られていたのでこう呼ばれます)を付けて登り,下りはシールを外して滑り降ります。爽快ですよ。
「迷沢山」って,名前がちょっと不穏ですけどね(汗)。
昔の写真をデジタル化したけど…
そんなこんなで高校時代の山の写真をスキャンしてデジタル化したんですけどね。昔の写真だけに黄ばんでいたので,色温度を青に寄せたりしました。…それでも補正しきれていないのが多いですが,まあいいことにしましょう。
それからフィルム時代の写真は,デジタル写真よりも解像感がちょっと落ちますね。まあ僕の腕が悪かったってことかな?

ちなみに当時使っていたカメラはオリンパスOM-1です
あと「黄ばんでいる」ことに加えて,細かいゴミがいっぱい付いてるのも「昔の写真ぽい」理由ですかね。Photoshopの「ダスト&スクラッチ」である程度修正はしたんですけどね。
現在のデジタル写真と比べながらスキャンして,カメラも進歩してるんだなと実感しました。
こんな写真も出てきました
アルバムを見ていたら,こんな写真も出てきました。小樽運河で撮った漁船の写真ですね。理由もなくモノクロで撮ったんですね。色褪せてセピア色になってるのが味がある…のか?

小樽の港にて
当時は小樽運河もそんなに観光地化されていなくて,漁船が止まっていたりしたんですよね。漁船が木製のところとか,昭和感に満ちていますね。
北海道で食べてきた美味しいもの
最後に,北海道に行った時に食べてきたものを見せびらかして記事を締めます。一つ目は新千歳空港のラーメン道場「一幻」のえびそばです。

「一幻」えびそば
この店は空港でも一番人気で,いつも行列ができてるんです。行列は敬遠する方なんですが,この時はたまたま列が短かったので息子と2人で入りました。
エビの香りたっぷり。ちょうど肌寒くなってきた北海道。体が温まって最高でした (^◡^)。
次はやっぱり新千歳空港。帰りのフライトの時に食べた Lavi のスープカレーです。海鮮も美味しそうだったんですけどね。実家でいっぱい食べたので(←コラー)カレーにしました。

Lavi スープカレー
こちらもエビスープ。揚げた茄子が入ってるのが,個人的に高ポイントです。ごちそうさま!
おわりに
実家の方でいろいろあって,これから北海道に帰る機会が増えるかもしれません。また美味しいものを食べてきたいと思います(ん?趣旨がちょっとズレてるぞ)。
山はねえ…。天気がなかなか安定しませんね。「引き返す勇気」ってよくいいますけどね。僕は天気を検討しまくって,悪そうだったらそもそも行かないんですよね。玄関を出る前に引き返す勇気を出してるって言っちゃっていい?
でもこれも安全登山の技術だと思っています。マジで。
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北海道特産の木の実,ハスカップ。フレッシュで美味しいですよ
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