松岡亜音と中塩佳那 Photo by Ana Catarina/World Surf League

ブラジル・サンパウロ州サン・セバスティアン(2026年9月26日土曜日) — チャレンジャー・シリーズの第3戦「バンコ・ド・ブラジル・サン・セバスチャン・プロ」の初日は、マレシアス・ビーチで信じられないほどのパフォーマンスと熱気に包まれ、歴史的な一日となった。

 

 

ジェット・シリング(USA)がこの日のハイエスト・ヒート・トータルを記録し、ルーカス・ヴィセンテ(BRA)がこの日のハイエスト・シングルウェイブ・スコアをスコアした。

 

マレシアスのビーチに詰めかけた観客の前で、ライアン・カイナロ(BRA)は初戦を制し、チャレンジャーシリーズ(CS)のトップ5に留まった。また、地元サーファーのソフィア・メディナ(BRA)は、オープニングラウンドを突破した唯一のブラジリアン女性選手となった。

 

 

サンパウロでワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャーシリーズの大会が開催されるのは初めてのことだ。2~3フィートのコンディションの中、時折大きなセットが入り、ライトとレフト両方向へのチャンスが生まれ、男子ラウンドオブ80と女子ラウンドオブ48の8ヒートが終了した。

 

「バンコ・ド・ブラジル・サン・セバスチャン・プロ」は2026年チャレンジャーシリーズの第3戦であり、9月26日から10月3日まで開催される。

 

ジェット・シリング at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Thiago Diz/World Surf League)
ジェット・シリング at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Thiago Diz/World Surf League)

 

 

 

シリングは、7.50と5.73を合わせて13.23の2ウェイブ・トータルをスコアして、男子ラウンドオブ80のトップに立った。このアメリカ人選手は、ヒートが進むにつれて自信がついたと語り、ポジションの調整を手助けしてくれたダグラス・シルバに感謝の意を表した。

「このヒートには本当に満足しています」とシリングは言った。「ヒートのスタートの仕方はまだ改善が必要ですが、良い波をいくつか見つけることができ、本当に自信が持てました。

 

大会期間中、ダグラス・シルバと練習を重ねてきたんですが、彼はこのHEATでも大いに助けてくれました。特にポジションの変更を提案してくれたおかげで、スコアに大きな差がついたんです。

 

マレシアスは初めてですが、ここの波は普段地元でサーフィンしている波にとても似ているんです。メディーナも一緒にサーフィンに連れて行ってくれたし、彼と波を共有できたことで自信がつきました。ここに来られて本当に嬉しいです。」

 

ルーカス・ヴィセンテ(BRA)(Photo by Thiago Diz/World Surf League)

ルーカス・ヴィセンテ(BRA)はH7で、ライトの波に乗り、4つの正確なバックサイド・マニューバーを繋げて、この日の最高シングルウェイブ・スコアとなる7.67を記録した。合計12.84でヒートを勝ち抜いた。

「その波を見たとき、僕は笑いかけたんです。すると波も笑いかけてくれた。僕たちにはそんなつながりがあったんです」とビセンテは語った。「本当に嬉しい。ビーチは人で溢れ、晴れ渡った美しい日で、海も最高です。これからも楽しみながら、自由にサーフィンし続け、神の御加護があれば、さらに多くのHEATを勝ち進んでいきたいですね。」

 

ライアン・カイナロ(BRA) (Photo by Thiago Diz/World Surf League)
ライアン・カイナロ(BRA) at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Ana Catarina/World Surf League)

 

 

 

チャレンジャーシリーズ(CS)ランキング5位で今大会に臨んだカイナロは、男子ラウンドオブ80のヒート4をトータルスコア11.34で制した。この結果により、初日を終えても彼はチャンピオンシップ・ツアー(CT)予選圏内の位置を維持している。CSシーズンの終了時、男子トップ10、女子トップ6がCTへの出場権を獲得する。

 

「ホームで、家族に近く、スポンサーのサポートを受けながら競技できるのは素晴らしい気分です」とカイナロは語った。

「このビーチはよく知っており、若い頃にはあらゆるコンディションで何度もここで競技してきました。その経験があるからこそ、波を読み解き、HEATの中で最高のチャンスを見極める自信があります。ここで自分のサーフィンを見せられることを嬉しく思い、自信を持っています。」

ガブリエル・クラウスナー(BRA)、ロドリゴ・サルダニャ(BRA)、ヴィトール・フェレイラ(BRA)、ラファエル・バルボサ(BRA)、そしてビセンテも、男子のオープニングラウンドを突破した。フェレイラは最後の波でのカムバックにより、勝ち上がりを決めた。

 

ソフィア・メディーナ(BRA). (Photo by Thiago Diz/World Surf League)
ソフィア・メディーナ(BRA). (Photo by Ana Catarina/World Surf League)

 

 

ソフィア・メディーナ(BRA)は女子ラウンドオブ48のH7で、5.77と5.70のスコアを合わせてトータル11.47を記録し、勝利した。

熱狂的な地元ファンの前で競い、彼女はルイーズ・ルプロント(RSA)、ジャニール・ゴンザレス・エチェバリ(スペイン)を抑えて2位となった中塩佳那(JPN)とともに勝ち上がった。

メディーナは、ラウンドオブ32のHEAT7でサリー・フィッツギボンズ(AUS)、エリー・ハリソン(AUS)、ダニエラ・ロサス(ペルー)と対戦する。

「この勝利は私にとって本当に大きな意味があります」とメディーナは語った。「子供の頃から私を見守ってくれた人たちがここにいるので、さらに特別な気分です。彼らは、私がこのレベルで戦っていることを誇りに思ってくれています。私が毎日積み重ねてきた努力と規律を、彼らは理解してくれているのです。

 

私は毎日この波に乗っており、それが自信につながっていますが、他の選手たちと同じようにベストを尽くさなければならないことも分かっています。私のホームビーチでこれほど大規模な大会が開催されるのは本当に特別なことであり、その一員となれることを光栄に思います。」

マヤラ・ザンピエリ(BRA)、ソフィア・ゴンサルベス(BRA)、タイナ・ヒンケル(BRA)は、女子のオープニングラウンドで敗退した。CSランキング首位のシエラ・カー(AUS)は、この日の女子第1HEATを制し、次ラウンドへ進出した。

 

 

西慶司郎 at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Thiago Diz/World Surf League)

 

今大会チャレンジャー・シリーズ第3戦には、日本からトップ選手が出場。男子ラウンドオブ64から前回のQS6000で9位となって好調を維持する大原洋人がH8、伊東李安琉がH9、小林桂がH10に登場する。 

 

西慶司郎 at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Thiago Diz/World Surf League)

 

本日はラウンドオブ80からH7に西慶司郎が登場。レフトの波に的を絞り前半からスコアをまとめた西はヒートの主導権を握った。しかし5.87 と 5.17とスコアを伸ばすも、終盤に逆転されて惜しくも敗退となった。

 

女子のラウンドオブ48には松岡亜音がH3、中塩佳那がH7。ラウンドオブ48には都築虹帆がオートネ3番からワイルドカードで出場できることになってH6に出場。

 

松岡亜音 at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Ana Catarina/World Surf League)
松岡亜音 (Photo by Ana Catarina/World Surf League)

 

松岡はスタートから4.17をスコアとして好調な滑り出しを見せる。更に松岡はバックハンドでソリッドなターンのコンボで7.00 をスコア。見事2位でラウンドアップを決めた。

 

中塩佳那  (Photo by Thiago Diz/World Surf League)
中塩佳那 at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Ana Catarina/World Surf League)
中塩佳那 at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Ana Catarina/World Surf League)

 

中塩はスタートからパワフルなフォアハンドのターンのコンビネーションを披露して4.00をスコア。ヒート後半にはビッグターンで5.33 と5.07をスコアして2位に浮上して見事ラウンドアップを果たした。

 

都築虹帆 at São Sebastião, São Paulo, Brazil. (Photo by Ana Catarina/World Surf League)
都築虹帆. (Photo by Ana Catarina/World Surf League)

 

都築虹帆はハイタイドで緩慢なブレイク・コンディションに苦戦し、得意のフォアハンド・ハックを披露できるセクションを見つけることが出来ないまま後半へ。4.27 と3.20を揃えるも波数が減る厳しいコンディションにセットを掴めず、惜しくも敗退となった。

 

 

女子のトップシードのラウンドオブ32 には、怪我の状態が心配される都筑有夢路がH1に出場。男子ラウンドオブ64から大原洋人がH8、伊東李安琉がH9、小林桂がH10に登場する。 

 

次回のコンペティション・コールは、9月27日(日)現地時間午前7時に予定されている。

 

ライブ配信を視聴
「バンコ・ド・ブラジル・サン・セバスチャン・プロ」は、2026年9月26日から10月3日まで、ブラジル・サンパウロ州サン・セバスチャンのマレシアス・ビーチで開催される。開催が決定次第、WorldSurfLeague.comおよび無料のWSLアプリでライブ配信される。

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。

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