日産自動車は、米国向けの新型『ローグ ハイブリッド』を発表した。

【画像】日産『ローグ ハイブリッド』新型

第3世代となる日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載し、滑らかで力強い走りと高い静粛性を実現。優れた実用性と先進的なデザイン、多彩な機能を兼ね備えたSUVとして投入する。

日産は2026年4月に「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」という長期ビジョンを発表している。米国は日産の成長と収益性を牽引する重要な市場と位置づけており、2030年度までに年間100万台の販売を目指している。新型ローグ ハイブリッドはその成長戦略を支えるコアモデルだ。

■3世代にわたり磨き上げられた「e-POWER」

日産は2016年に「e-POWER」を発売して以来、3世代にわたり技術を進化させてきた。現在、e-POWER搭載モデルは世界68の市場で販売され、累計販売台数は約200万台に達している。

米国向けの新型ローグ ハイブリッドに搭載するe-POWERは、現地の道路環境や顧客の好みに合わせた専用チューニングを施し、米国市場に最適化した走行性能を実現した。

■力強いハイブリッド技術と上質な走り

搭載するエンジンは、e-POWER専用に開発した1.5リッターターボエンジンで、熱効率42%を達成。燃費性能は市街地40mpg、高速道路36mpg、総合38mpgを実現している。

全グレードにデュアルモーター電動AWD「e-4ORCE」を標準装備し、システム最高出力は225馬力。前後モーターのトルク配分を常時最適化することで、安定性や旋回性能を高めている。

アクセルペダルを戻すだけで停止まで減速する「e-Pedal」を採用。停止直前のブレーキ圧を自動制御する「スムースストップ」により、自然で滑らかな停止感を実現した。

■Google Gemini対応の先進インフォテインメント

全グレードに12.3インチタッチスクリーンを標準装備し、ワイヤレスApple CarPlayおよびワイヤレスAndroid Autoに対応。プラチナムグレードには、Google Maps、Google Playストア、Google Geminiに対応した14.3インチデュアルディスプレイのインフォテインメントシステムと、10スピーカーのBoseプレミアムオーディオシステムを標準装備する。全グレードに15W対応のQi2マグネット式ワイヤレス充電器も搭載する。

■進化した運転支援技術とデザイン

最新の「プロパイロット アシスト」は、新型ミリ波レーダーや広視野角カメラ、進化したソフトウェアにより、より自然な運転支援を実現。停止車両の検知速度を従来比33%向上させたほか、渋滞時のハンズオフ機能や車線変更支援機能も搭載した。

デザインは「Refined and Tough」をテーマに、ワイドで力強いスタンスと日本らしさを表現。室内はクラス最大級の頭上・足元空間を確保し、ゼログラビティシートや遮音ガラスで静粛性を大幅に向上させた。

ファミリー向けの配慮として、「ローグ」として初めてベンチレーションシートを採用。後席ドアは約90度まで開き、リアシート中央を含む5か所にLATCHアンカーを設置するなど、子育て世帯にも対応している。

新型ローグ ハイブリッドは日産自動車九州で生産し、2026年秋に米国で発売する予定。まずSR Technologyパッケージ装着のSR AWDグレードを発売し、2027年初頭にSV、SR、プラチナムを含む全グレードの販売を開始する計画だ。

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