【ソウル聯合ニュース】支援物資を届けるためパレスチナのガザ地区に向かう途中にイスラエル軍に拿捕(だほ)された支援船に乗っていた韓国人活動家2人がイスラエル側に拘束され、暴行を受けたと主張していることについて、在韓イスラエル大使館は27日までに、「2人は(イスラエル南部の)アシュドッド港に到着した直後に手続きを終え、追放された」として、「拘束された事実はない」と否定し、暴行もなかったとする声明を出した。

22日に在韓イスラエル大使館前で開かれた集会に出席した韓国人活動家のキム・アヒョンさんとキム・ドンヒョンさん=(聯合ニュース)

22日に在韓イスラエル大使館前で開かれた集会に出席した韓国人活動家のキム・アヒョンさんとキム・ドンヒョンさん=(聯合ニュース)

 声明は「イスラエルは活動家たちが韓国とイスラエルの友好関係を意図的に傷つけようとする試みに深い憂慮を示してきた」と遺憾の意を表明した。

 韓国人活動家のキム・アヒョンさんとキム・ドンヒョンさんが乗っていた支援船はイスラエル軍に拿捕されていたが、2人は22日に韓国に帰国した。キムさんは仁川国際空港で記者団に対し、「(イスラエル軍に)顔を何度も殴られ、左耳が聞こえづらい状態」と語っていた。

 声明は「活動家たちが本国に帰還し、身体的な虐待の主張を含む深刻な疑惑がイスラエルに提起された」とした上で、「イスラエルはこのような主張を全面的に否定する」と強調。「虐待の主張は現在まで立証されていない」と主張した。

 ガザ支援船については、「人道主義的な目標ではなく、(イスラム組織)ハマスの利益のための組織的な政治活動の一環として動いている」と非難した。

 ただ、イスラエルのベングビール国家治安相は20日、活動家らが暴行や嘲弄(ちょうろう)を受ける動画を投稿し、国際的な非難を受けた。動画には数十人の活動家が手を縛られ、地面に押し倒される様子や、活動家らが拘束された施設でベングビール氏がイスラエルの国旗を振りながら「イスラエルにようこそ」と愚弄(ぐろう)する姿が映し出されている。

kimchiboxs@yna.co.kr

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