4月30日(木)、当センターの幹部が東京都庁を訪問し、小池百合子 東京都知事へ「わが国の小児・思春期の子どもに残された保健・医療の課題」についてご説明しました。
当日は、五十嵐隆理事長が医療現場で得られた知見や最新のデータを踏まえ、子どもたちを取り巻く健康課題の現状を説明し、健康とは身体的な健康だけではなく、心理的・社会的な健康を含めた、「バイオサイコソーシャル」な視点で見ていくことが重要であることをお伝えしました。
またアメリカの現状にも触れ、アメリカでは家庭医による子どもの個別健診が行われており、発達や行動のチェックのほか、思春期の子どもには「うつ」や「ストレス」といったメンタルチェックが行われていることを共有しました。

女性の健康総合センターの企画調整役のエリザベス・ミラー先生は、思春期・AYA世代は医療や支援が届きにくい状況に置かれていること、東京都は同じコミュティーであり、若者が輝ける社会を共に作っていきましょうとお伝えしました。

すべての子どもが安心して健やかに成長できる社会の実現には、行政・医療・学校・家庭が連携した切れ目のない支援体制の構築が欠かせません。
国立成育医療研究センターは、その実現に向けた役割を担う機関として、今後も関係機関との連携を強化し、課題解決に向けた取り組みを推進してまいります。

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