WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップ2026の8日目、コロンビア・シンセレホでスーパラウンドと順位決定ラウンドの熱戦が繰り広げられた。

安形恭悟が3回裏に2点タイムリーを放ち、日本はメキシコを2対1で下して勝利。これにより日本はオーストラリアと対戦する、日曜日16時開始の決勝への進出を決めた(会場は20・デ・エネロスタジアム)。

この日の最優秀選手に選ばれたアーロン・ゴランは、8回裏にサヨナラとなる2ランホームランを放ち、ニュージーランドを銅メダル決定戦へ導いた。ニュージーランドは延長戦の末にベネズエラを3対1で下した。この結果により、銅メダルをかけてメキシコとニュージーランドが対戦することになった。

オーストラリアはチェコを6対5で下し、ワールドカップで無敗を維持した。初回に6点を奪う猛攻が勝負の分かれ目となり、すでに世界選手権決勝進出を決めていたオーストラリアが試合を制した。

アルゼンチンはWBSC U-23男子ソフトボールワールドカップ2026での戦いを、シンガポールに10対4で勝利して終え、7位で大会を終えた。またカナダは開催国コロンビアを5対2で下して大会を終え、最終順位は8位となった。

メキシコ 1 – 2日本 – スーパーラウンド

高橋理央が完投し、安形恭悟が2点タイムリーを放って日本はメキシコを2対1で下し、2023年決勝の再戦となるオーストラリア戦への進出を決めた。

高橋は圧巻の投球を見せ、被安打3、失点1に抑えながら5奪三振を記録した。メキシコの唯一の得点は、4回にアクセル・ミランダが放ったソロホームランだった。

日本は3回裏に均衡を破った。永吉飛斗が失策で出塁し、柴海人が四球を選び無死一・二塁のチャンスを作った。2人は暴投でそれぞれ進塁し、その後、安形がセンター前へのタイムリーを放って2点を奪った。二塁手の安形は2打数2安打で、この試合の全得点を生み出し、高橋を援護した。

敗戦投手はカルロス・パラ。6回を投げて4安打2失点、13奪三振と力投を見せた。

ベネズエラ 1 – 3 ニュージーランド – スーパーラウンド

ニュージーランドはベネズエラを劇的な形で3対1で下し、銅メダル決定戦進出を決めた。アーロン・ゴランは8回裏にサヨナラとなる2ランホームランを放ち、この重要な勝利を決定づけた。

この試合はエドゥアルド・フアレスとリアム・ポッツによる投手戦となった。ベネズエラのフアレスは7回2/3を投げ、9奪三振、4安打4失点。一方ポッツは8回を投げて14奪三振を奪い、6安打1失点に抑えた。

ゴランは6回裏にこの試合最初の得点も記録。1アウトから三塁打を放ち、その後シアラン・ボルジャーの右犠牲フライで生還した。

ベネズエラは7回に試合を同点に追いつく。フランシスコ・ビジェガスが二塁打を放ち、その後ジャン・フローレスのタイムリーで生還した。

しかしベネズエラは8回表に得点できず、その裏、ゴランが大きな当たりの本塁打を放ち、勝利と銅メダル決定戦への切符を決めた。

チェコ 5 – 6 オーストラリア – スーパーラウンド

オーストラリアは初回に6点を奪い、中でもアレクサンダー・ダンカルフの2点タイムリー三塁打が大きな見どころとなった。そのままリードを守ってオーストラリアはチェコを6対5で下し、ワールドカップ無敗を維持した。この勝利で大会8連勝の大会新記録を樹立した。

チェコはその後の6イニングで5点を返して反撃したが、あと一歩及ばず逆転には届かなかった。

勝利投手はブライアン・カーカップ。4回を投げて被安打3、失点3、9奪三振。

敗戦投手はヒネク・ミカ。好投を見せ、8与四球ながら3被安打、10奪三振。

シンガポール 4 – 10 アルゼンチン – プレースメントラウンド

アルゼンチンはWBSC U-23男子ソフトボールワールドカップ2026での戦いを、シンガポールに10対4で勝利して締めくくった。4回終了時点で0対4とリードを許していたが、その後10得点を連取し、逆転勝利を収めた。

ハリル・ルナは2本塁打を放ち、大会通算6本塁打で単一大会の新記録を樹立し、現在大会トップとなっている。さらに3打点を挙げた。ルチアーノ・ビオンディ、フランチェスコ・ナッシベラ、ジョシュア・ポベレテもそれぞれ2打点を記録した。

勝利投手はボグダン・ベチッチ。リリーフとして2回を投げて5奪三振を記録。敗戦投手はシンガポールのザン・カイ・タン。

この結果、アルゼンチンは7位、シンガポールは11位で大会を終えた。

コロンビア 2 – 5 カナダ

約5,000人の観客が見守る中、エイデン・ヤードが本塁打を放ち、カナダが開催国コロンビアを5対2で下した。

初回に奪った3点が勝負を分ける展開となり、コロンビアは序盤の劣勢を挽回できなかった。ヤードはこの攻撃の中で、センター方向への2点本塁打を放ち、流れを引き寄せた。

コロンビアは2回表に反撃し、暴投とフアン・アヤラのタイムリーヒットで2点を返した。

しかしカナダは5回裏に再びリードを3点に広げ、エイドリアン・グリーンとコナー・ブルックスがそれぞれ打点を記録した。

ニコラス・ナイドがリリーフで4回を投げ、勝利投手となった。

南アフリカ 1 – 8 デンマーク

ウィリアム・メリンとヴィクトル・エルスナーが継投でノーヒットノーランを達成し、デンマークは南アフリカを5回8対1でコールド勝利した。メリンは9奪三振を記録し、エルスナーも2奪三振を加えた。

マグナス・キルステインは2打数1安打、1本塁打、2打点を記録し、キーロン・ヴォートも2打点を挙げた。

デンマークは大会を9位で終えた。

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