【写真を見る】富山に現れた怪物左腕!高岡第一・前田侑大が自己最速151キロ「手応えがあった」U18侍ジャパン候補 甲子園への誓い

前田投手は、身長173センチ、体重71キロと決して大柄ではありませんが、その左腕から繰り出される直球は今、全国トップレベルの領域に達しています。

■「全国で通じる」確信を得た侍ジャパンU-18強化合宿

4月3日から奈良県で行われた3日間の「U-18アジア野球選手権」の日本代表候補の強化合宿。

全国屈指の強打者を相手にした実戦形式のメニューで、前田投手は自己最速に迫る148キロを計測し、プロのスカウト陣に強烈な印象を残しました。

合宿を終えた前田投手は「真っ直ぐは全国でも通用すると感じた。将来はプロを目指して頑張りたい」と確かな手応えを口にして地元・富山へと戻ってきました。

■窮地で叩き出した「151キロ」の衝撃

迎えた29日の春季富山県大会の準々決勝、富山東戦。

今大会初先発となったマウンドで前田投手は進化の証を刻みます。

圧巻だったのは4回裏の守備でした。自らの四球や味方の失策が重なり、1点を失いなおも、2死二、三塁のピンチ。

「自分で招いたピンチ、しっかり抑えなきゃという気持ちでギアが上がった」と振り返る通り、ここからエースの血が騒ぎます。

渾身のストレートで「150キロ」を叩き出し球場を沸かせると、1球ボールを挟んだあとの1ボール2ストライクからの投球でした。

さらに加速した白球がミットを叩くと、電光掲示板には「151キロ」の数字が躍りました。

自己最速を更新する一球で空振り三振で窮地を最高の形で切り抜けました。

ベンチに戻ってから最速更新を知らされたという前田投手。「あの2球は自分の中でも手応えがあった」と静かに胸を張りました。

■「目指すは甲子園」飽くなき向上心

試合は5回までに10個の三振を奪う快投を見せ、12対1でコールド勝ち。準決勝へと駒を進めました。

合宿で出会った凄腕の選手たちに刺激を受け、「もっと自分も負けないぞという気持ちで、以前より全力で練習に取り組むようになった」と語る前田投手。その視線の先にあるのは、聖地・甲子園です。

「春も夏も優勝して、甲子園に行きたい。この後の準決勝、決勝でも、自分が投げるときにはどのバッターにも全力で投げて三振を取りにいきたいです」

富山に現れた151キロ左腕。その進化は、まだ止まりそうにありません。

チューリップテレビ

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