俳優の杏が12日、都内で行われたエッセイ『杏のパリ細うで繁盛記』『杏のとことこパリ子連れ旅』同時刊行トーク&フォトセッションに出席した。

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 現在、東京とパリの二拠点で生活している杏が、約9年ぶりとなるエッセイ『杏のパリ細うで繁盛記』、『杏のとことこパリ子連れ旅』を同時刊行。杏は「当時日記を書いていたので、それを読み返しながら書きました」と説明すると「書くことって何かの合間にできない。一人きりにならないと書けないので、子供たちが寝たあと、夜遅くに台所で書いていました」と語っていた。

 エッセイという形式だが「私のやっていることが正解だから真似してほしいということはない」と断言すると「あくまで私が暮らしていた体験記、女優という豪華できらびやかではない、一人の人間としてハチャメチャに頑張りながら行動している姿、決してきれいじゃないところもありのままに書くようにしていました」と等身大の30代を綴ったという。

 パリでの生活が描かれている本書。当時双子が3歳4か月、長男が1歳10か月という状況でパリに渡った。杏は「ベビーカー2台で二本の腕だけはどうにもならないなか、日本から友達が来てくれたりしました。それでも大変な状況だろうなと思っていたのですが、予想に反して楽しかった」と振り返ると「暮らしてみて、パリのアパートは一日に使えるお湯の量が限られていたり、水漏れがあったり。色々なことはありましたが、なにかがあっても動じずに受け入れる耐性を、パリのみんなが持っていた。気を張らなくても過ごしていけるのがパリの魅力かなと思います」と語っていた。

 14日に40歳の誕生日を迎える杏。「いまパリに行って4年近くたって、子どもたちも新しい生活をスタートしています」と現状を報告すると「私自身やっとスタートラインに立てたという思いがあります。ここからさき何年、何十年フランスに住むか予想はできないけれど、視点が先の方に向いてきました。もっと頑張っていきたい。日本の文化が、フランスでも注目されていると感じます。日本の映画や漫画が好きで興味を持っている人が結構います。私ももっと伝えていければいいなと思っています」と今後について述べていた。