
写真はスマートフォンを持つ手。2025年12月、シドニーで撮影。REUTERS/Hollie Adams
[シドニー 9日 ロイター] – 広範なオンライン年齢規制が導入されたオーストラリアで、位置情報を隠して規制を回避する目的で仮想プライベートネットワーク(VPN)のダウンロードが急増していることが明らかになった。
米アップル(AAPL.O), opens new tabが9日公表したデータによると、同日に最も多くダウンロードされた無料スマートフォンアプリ上位15本のうち、3本がVPNだった。
権利擁護団体「デジタル・ライツ・ウォッチ」のトム・サルストン副代表は、人々がより刺激の強いインターネットサイトにアクセスするためにVPNを利用するのは当然だと述べた。
一方、世界最大級のポルノ配信事業者アイロは、オーストラリアの利用者に対してポルノサイト「RedTube」と「YouPorn」へのアクセスを遮断し、「Pornhub」については露骨なコンテンツを除いたバージョンを表示した。いずれのウェブサイトにも、「お住まいの地域では現在、新規アカウント登録を受け付けていません」とのバナーが掲示されていた。
アイロは、「年齢確認に関する実効性を欠いた場当たり的な法律の影響で、英国、フランス、米国の複数州を含む一部地域で当社プラットフォームへのアクセスを制限している」と説明した。
オーストラリアは昨年12月、世界で初めて10代による交流サイト(SNS)の利用を全国規模で禁止した。また、ポルノを配信するウェブサイトに対し、利用者が18歳以上であることの確認を義務付けた。アプリストアも、18歳以上向けと表示されたソフトウェアのダウンロードを許可する前に、年齢確認を実施しなければならない。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

