会員制大型スーパー「コストコ」が南アルプス市に出店して11日でちょうど1年となります。依然として客足は好調で、市内への転入者も増加したということです。
【写真を見る】コストコ出店から1年「想定の1.5倍」好調続く 市の人口も増加 山梨・南アルプス市
11日正午ごろのコストコ南アルプス倉庫店です。平日の昼間にもかかわらず、店内は大勢の客でにぎわっていました。
来店者は
「 地元の客日用品とかはここで買って、それでずっと量もあるのでしばらく使っていられる」「高速から降りて目の前なので。分かりやすい場所というのも魅力的でまた来たいなと思います」
コストコによりますと、会員登録数は当初の想定の約1.5倍で、開店から1年経った今も増加を続けています。そのうち約7割が県民だといいます。
コストコ南アルプス倉庫店 矢代佑太 倉庫店長
「平日は山梨県の方が多くて土日は行楽がてら他県の方が非常に来ていただいてる印象はあります。定番の商品も徐々に伸びてきているので、何度も買いに来てくれている印象はあります」
南アルプス市によりますと、コストコのオープンは市全体に好影響を及ぼしているといいます。市の人口は2022年にコストコ出店が決まって以降増加傾向にあり、去年は「社会増」が県内市町村でトップとなりました。利便性や周辺開発の期待感などを背景に転入者が増加したとみられます。
南アルプス市 金丸一元市長
「影響大きい」
市は今後、コストコの臨時駐車場に使われている市有地0.7haと隣接する「fumotto」を道の駅として整備する計画です。さらにコストコ北側の約3.3haの土地には複数企業の出店希望があり、市が選考を進めています。
南アルプス市 金丸一元市長
「期待感」
一方、マイナスの影響が出ている周辺店舗もあります。コストコから5キロほど離れたこちらのガソリンスタンドでは、この1年間で売り上げが約35パーセント減少しました。
ガソリンスタンドの経営者
「正直3割くらい(の減少)で収まってくれるかなと思ったけど、ちょっと超えてきてしまったというのが残念です。価格はどうしても追いつけないし、消費者が価格で選ぶのも当たり前だと思うので結構厳しい状況ではあります」
コストコ会員用のガソリンスタンドとの価格差は大きく、洗車など給油以外のサービスの充実で顧客のつなぎ止めに懸命となっています。
