
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長。9日、ワシントンで撮影(2026年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 9日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は8日、米国の対イラン作戦を巡り、一部加盟国による支援が当初「幾分遅かった」と述べた。一方、NATO強化に向けてトランプ米大統領が要請したことを全て実施していると強調した。
また、NATOは可能な限り、ホルムズ海峡での任務に役割を果たす用意があると表明した。
ルッテ事務総長はワシントンで演説し、対イラン作戦での米国への支援について「一部の同盟国は、控えめに言ってもやや対応が遅かった」と語った。同時に「公平に言うと、同盟国は多少驚いていた。最初の攻撃の奇襲性を維持するため、トランプ大統領は同盟国に事前に知らせないことを選択したからだ」と述べた。
その上で、現時点では「同盟国が多大な支援を提供しているのが見て取れる」とし、「ほぼ例外なく、同盟国は米国が求めていることを全て実行している。トランプ大統領の要請を聞き、それに応えている」と述べた。
ルッテ氏は8日、トランプ大統領とホワイトハウスで会談。トランプ氏はイランを巡る同盟国の対応に不満を表明。また、欧州外交官によると、ルッテ氏は、トランプ大統領がホルムズ海峡の安全確保に向けた具体的なコミットメントを今後数日以内に求めていると同盟国の首脳らに伝えた。
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