静岡市の多くの小中学校で、4月7日、入学式が行われました。少子化が進み今後の学校のあり方が問われる中、清水区には新たな小中一貫校が誕生、その中身や狙いを取材してきました。
【写真を見る】始まりの春 静岡市の小中学校で入学式 新たな小中一貫校が誕生 人口減少とともに学校教育の在り方に変化
静岡市駿河区にある中田小学校の入学式です。7日、静岡市の公立小学校78校のうち、72校で入学式が行われました。
中田小学校には、83人の新1年生が入学、目標はなんですかー?
<新1年生>
「隣の子とお友達になりたい」
<新1年生>
「連続逆上がりができるようになりたい」
期待に胸を膨らませる子どもたちですが、市内では深刻な少子化が進んでいます。
■静岡市内では15年間で児童・生徒数が1万人以上が減少
静岡市立の小中学校の児童・生徒数の推移です。▼2010年には、5万4000人あまりいましたが、▼2025年は4万2000人ほどとなり、ここ15年間で1万人以上減りました。
こうした中、加速するのが、学校の“統合”です。
<滝澤悠希キャスター>
「清水区の蒲原地区に新たな小中一貫校が誕生しました。あどけない児童たちと凛々しい制服を着た生徒たちが一堂に会するのは不思議な感覚もありますね。期待や緊張、さまざまなものを感じます」
今年度新たに誕生したのが、蒲原西小学校と東小学校、蒲原中学校が統合した「蒲原小中学校」です。
7日、開校式が開かれ中村百見教育長から木下隆晴校長に新たな校旗が授与されました。
<新2年生>
Q. 上級生は見ていてどう?
「かっこいい」
<新2年生>
Q. 教えてもらいたいことは?
「勉強」
<新8年生>
「困っていることがあれば聞いてあげて、できることなら解決してあげたい」
<滝澤キャスター>
「校舎は、もともとの蒲原中学校の敷地内に、新たにつくられたものです。しきりのないオープンスペースに図書館がありますね。日常的に本に触れてほしいという狙いがあるということです」
また1階には集会やイベントの会場に使える大階段が設けられるなど、工夫されたデザインになっています。
■一体的な教育のメリットは?
静岡市の公立の小中一貫校は、現在6校ありますが、蒲原小中学校の児童・生徒数は、514人と最多。
これまでは山間部で進められてきた学校の統合ですが、静岡市は一体的な教育のメリットをこう考えます。
<静岡市教委 教育総務課 大森美咲 主査>
「より交流しやすい環境の中でお互いにいい影響を与え合って、社会性を身に付けることができる環境になる」
人口減少とともに学校教育の在り方が変化する中、子どもたちはそれぞれの場所で気持ちを新たにしていました。
静岡放送
