日本GLPは4月7日、兵庫県西宮市で延床面積約1万2044m2の全館冷凍・冷蔵物流施設「Marq 鳴尾浜2」の開発を行うと発表した。

<外観イメージ>
20260407glp1 - 日本GLP/兵庫県西宮市に1.2万m2の「Marq」冷凍冷蔵施設、2028年4月竣工へ

建物は地上4階建てボックス型、収容能力約1.8万トンの保管型施設で、11月に着工、2028年4月に竣工の予定。シングルテナントの施設として開発する計画だ。

<広域図>
20260407glp2 - 日本GLP/兵庫県西宮市に1.2万m2の「Marq」冷凍冷蔵施設、2028年4月竣工へ

<周辺図>
20260407glp3 - 日本GLP/兵庫県西宮市に1.2万m2の「Marq」冷凍冷蔵施設、2028年4月竣工へ

「Marq 鳴尾浜2」が位置する鳴尾浜エリアは、冷凍・冷蔵倉庫の集積地。国際的な交易・交流を促進するビジネス交流拠点形成を目指す大阪湾岸部に近接する。

阪神高速5号湾岸線「鳴尾浜IC」より約1.2kmと交通アクセスが良く、兵庫県内や大阪、京都、奈良をはじめとした関西エリア全域への広域配送に優れる。

また、生鮮・冷凍品の輸出入に欠かせない動物検疫の検査を庫内で受けられる立地のため、輸入・通関・検疫・流通加工・配送といった一連の業務を1施設で完結できる。周辺には食品メーカーの工場や食品卸大手の倉庫が多数あり、今後、幅広い荷物ニーズの増加が見込まれている。

さらには、阪神電鉄本線「甲子園」駅・JR神戸線「甲子園口」駅からは定期バスの運行があり、周辺には武庫川団地など住宅地も広がり、安定的な雇用確保が期待できるという。

施設の設備面としては、庫内は-25℃の設定で、1~4階すべてに冷凍スペースを完備。最大床荷重2.0t/m2、有効天井高6mを確保することで、重量ニーズにも対応する。就労環境に配慮し、施設内に休憩室や採暖室も設置する。

保管効率を高めるため、1階にはアウターバースと大屋根を設置し庫内の保管面積を最大限確保。バースエリアには10tトラック9台、40ftセミトレーラー2台が接車でき、効率的な荷役作業と物流オペレーションを実現する。

BCP対応としては、受変電設備を屋上へ設置し、事務所機能は2階以上に設けることで、災害にも強い物流施設とする。太陽光パネルを設置するなどし、CASBEE認証、ZEB Ready認証を取得する予定。

なお、「Marq(正式名称:Marq Logistics)」は、日本GLPの物流施設の新しいブランド名で、既存施設は2026年9月から名称を「Marq」に変更する。それまでに2025年12月以降、開発、着工、竣工した物件は、先行して「Marq」を使用している。

■施設概要
施設名:Marq 鳴尾浜2
所在地:兵庫県西宮市鳴尾浜3-9-5
敷地面積:約5750m2
延床面積:約1万2044m2
収収容能力:約1.8万トン(F級)
構造:地上4階建て、S造耐震
着工:2026年11月(予定)
竣工:2028年4月(予定)

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