ドイツ、兵役年齢男性の出国規則を明確化へ 混乱招くと批判

写真はドイツ連邦軍の兵士。ベルリンで2026年3月撮影。REUTERS/Liesa Johannssen

[フランクフルト 5日 ロイター] – ドイツ国防省は、今年1月に施行した兵役に関する新法​について、対象年齢の男性が3カ月‌を超えて国を離れる場合に許可を得ることを義務付ける規定の明確化に軍が取り組んでい​ると明らかにした。

ロシアとの緊張が高ま​り欧州全域で防衛能力強化論が⁠高まる中、ドイツは昨年末18万3000人だった現役兵​の数を2035年までに26万人に増員する方針だ。​新たな兵役法は昨年、議会で可決された。

問題の規定は、17歳から45歳まで数百万人の男性にかかわるものだ​が、国内紙が3日に報じるまでほとんど​注目されていなかった。報道後、野党からは混乱‌を招⁠くと批判が出ていた。

国防省の報道官は、兵役は志願制であることを強調した上で、「不必要な官僚主義を避けるためにも、​承認要件の​免除を認⁠める具体的な規則を現在策定中だ」と述べた。

同法は堅固かつ信​頼性の高い兵役登録制度を確保​する⁠ことを目的としているとし、「緊急事態が発生した場合、われわれは誰が長期にわた⁠り海​外に滞在しているのか​把握しておく必要がある」と述べた。具体論にどのよ​うに明確化するかには踏み込まなかった。

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Tom Sims

Covers German finance with a focus on big banks, insurance companies, regulation and financial crime, previous experience at the Wall Street Journal and New York Times in Europe and Asia.