約40年前の「560SEC」をカスタム

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 デビュー後、1981年にクーペのSECシリーズが追加され、1985年にはデザインの変更などを含めたマイナーチェンジを実施。1991年まで販売が続けられます。

 パワーユニットは仕向地やモデルイヤーにより異なりますが、2.6リッターから3リッターまでの直列6気筒ガソリン、3.8リッターから5.6リッターまでのV型8気筒ガソリンのほか、3リッターおよび3.5リッターのディーゼルターボエンジンも設定されています。

 発売後から世界中の要人やセレブに愛用され、Sクラス史上最多の販売台数を記録しており、日本においても当時のバブル景気の影響で財政界の要人やタレントなど、多くの著名人が愛用していました。

 最大の特徴はパワーユニットで、1991年から1998年に販売された3代目Sクラスの最上位モデル「600SE(600SEL)/S600(S600L)」に搭載される6リッターV型12気筒DOHCエンジン「M120」型に換装している点です。

 M120型はSクラス以外にも、2ドアオープン「SLクラス」のトップモデルに搭載されたほか、メルセデス・ベンツ車の最高峰チューナー「AMG」によるチューニングが施されたものが、GTマシンの「CLK GTR」やパガーニ「ゾンダ」などにも搭載されています。

 レンテックではこのM120エンジンに対し、7.5リッターに排気量を拡大させたほか、クランクシャフトやピストンの変更、吸排気ポート加工の実施、ステンレス製等長エキマニを装備するなど、徹底したチューニングを実施。最大出力は660hp、最大トルクは650lb-ft(約881Nm)をマークします。

 合わせて、トランスミッションは当時の機械式4速ATから7速MTに変更。重量配分も最適化し、動力性能を大幅に引き上げています。

 また、ブレーキもフロント6ピストン、リア4ピストンの大容量キャリパーと大径ディスクを持つカーボンセラミックブレーキに変更しています。

 エクステリアなどは、560SECの雰囲気をそのまま残しつつ、かつてAMGが560SECをベースに仕立てたスペシャルモデル「560SEC 6.0 AMG」のワイドボディ車両をオマージュしたボディキットを装着。ワイドなブリスターフェンダーで拡幅し、迫力を生み出しています。

 前後バンパーも変更されていますが、オリジナルの560SECの良さを活かしつつ、リファインを施したもので、リアバンパーはディフューザー形状も取り入れています。

 ホイールは19インチサイズで、フロント10J・リア12Jと、15インチ・7Jサイズの560SECからかなりの大径化が図られています。

 このほかはオーナーのセンスに応じてカスタムが可能です。

 SEC V12 ワイドボディ スレッジハンマーは世界12台限定で、2027年に発売予定です。価格などは発表されていません。

くるまのニュース編集部