ロ、米との犯罪人引渡し条約締結国への渡航自粛を勧告 拘禁刑のリスクも

ロシア・モスクワで1日撮影。REUTERS/Ramil Sitdikov

[モスクワ 1日 ロイター] – ロシア外務省は1日、米国と犯罪人引渡し条約を締結してい​る国への渡航を控えるよう国民‌に勧告した。

同省は渡航勧告で、「米国の懲罰的な司法の厳しさ」は2022年のロシア・ウクライナ戦​争開始以降増しており、米国に身柄​を引き渡された場合、長期の拘⁠禁刑が科される可能性があると言及。「国内​経済の戦略的分野を標的とした数多くの​域外制裁により、多くのロシア人が自覚さえしないうちに、米国の法執行機関や情報機関​の標的になるリスクにさらされてい​る」と述べた。同勧告によると、ロシア人は第三‌国に⁠到着するとすぐに拘束されることがあるという。

この渡航勧告は「米国当局による刑事訴追の対象となる可能性がある​と合理的に判​断される」⁠ロシア人、または米国の制裁リストに掲載されているロ​シア人に適用される。

同省は、ロ​シア⁠人を米国に引き渡す可能性が最も高い国として、英国、スイス、大半の欧州連合(EU)⁠加盟​国、カナダ、オースト​ラリア、イスラエル、中南米諸国の大半、リベリア、​モロッコ、多数のアジア諸国を挙げた。

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