■プロ野球 中日 5-6 巨人 (1日 バンテリンドーム)
中日は終盤に追い上げも投手陣の大量失点が響き巨人に連敗。これで12球団唯一の開幕5連敗となり、DeNAが阪神に勝利したため、単独最下位に転落した。17年に開幕5連敗を記録するも5戦目に引き分けを挟んでおり、引き分けを挟まない開幕5連敗は6連敗を喫した45勝76敗9分の借金31でシーズン最下位に沈んだ80年以来46年ぶり。
試合はプロ初登板・初先発のドラフト1位ルーキー・中西聖輝(22)が立ち上がりに3連打を浴びプロ初失点を喫すると、その後1死満塁から佐々木に2点適時打を許し3失点。6回には佐々木にソロ本塁打を打たれ6回途中4失点でマウンドを降りると、7回には3番手・梅野が2失点。打線は2-6で4点ビハインドの7回に内野ゴロ間と福永の1号2ランで3得点を奪い猛追、9安打5得点を挙げるも1点差を追い付くことができなかった。
先発・中西はドラフト1位ルーキー右腕。オープン戦は4試合(先発2)に登板し16回2/3を投げ15安打、6四球、13奪三振の5失点(自責4)の防御率2.16で木下とバッテリーを組む。
立ち上がり、1番・キャベッジにレフト前、松本にライト前へ連打を浴びいきなり無死一、二塁のピンチを背負うと、泉口にセンター前へタイムリーを運ばれ先制点を献上。さらに無死一、三塁から4番・ダルベックに死球を与え満塁を招くと、岸田を空振り三振に仕留めプロ初アウトを奪うも6番・佐々木にレフト前へ2点タイムリーを落とされ3失点。
なお1死一、二塁から門脇の投手正面のゴロをピッチャー・中西が二塁へ悪送球、再び満塁としたが8番・浦田、田中将を内野ゴロに打ち取ると、2回は松本、泉口を連続三振に斬るなど3者凡退に抑える。
野手スタメンは今季初めて1番にセンター・岡林を入れ、サード・福永、レフト・細川、この日昇格したライト・ブライトのクリーンアップに大幅変更した。だが3点を追う打線は巨人先発・田中将の前に細川、サノーが空振り三振など初回から2イニング3者凡退。
3回の中西はダルベックへの四球と進塁打2つで2死三塁を招くも、門脇を左飛に打ち取るとその裏、先頭打者の7番・木下がセンター前へチーム初安打、続く村松がレフト前安打で繋ぎ無死一、二塁。中西は犠打失敗の一ゴロで1死一、三塁も1番・岡林の左犠飛で1-3。
中西は4回、浦田、田中将、キャベッジを3者連続三振に斬る。その裏、福永、細川の連打でこの回も無死一、二塁の好機を作るもブライトが空振り三振、サノーが一邪飛、木下が二ゴロで走者進められず。
中西は5回、2番からの好打順を10球で打たせて取ると、84球で6回のマウンドへ。岸田に粘られるも10球目で遊ゴロを打たせて1死。だが後続の佐々木にストレートを右中間スタンド最前列へ運ばれ1-4となると、7番・門脇にセンター前安打を浴び降板。
その後は木下が一走・門脇の盗塁を阻止すると、代わった2番手・近藤が浦田を中飛に抑え無失点に抑えた。中西はデビュー戦で5回1/3を99球、打者26人に対し被安打6(本塁打1)、奪三振6、与四球1、与死球1、4失点(自責4)で降板した。
それでも直後の6回裏、2死から細川の四球、ブライトのセンター前安打で一、二塁と好機を広げると6番・サノーが左中間へタイムリーツーベースを放ち2-4としたが、代わった巨人2番手・赤星の前に木下が三ゴロに倒れ1点どまり。
すると7回表、3番手・梅野が代打・中山に四球を与えると、1番・キャベッジにレフト線へタイムリーツーベースを打たれ2-5、なお松本に初球で犠打を決められ1死三塁のピンチを背負うと、泉口を空振り三振に取り2死も、ダルベックにレフト線へタイムリーツーベースを打たれ2-6と点差が広がった。
だが直後の7回裏、巨人3番手・北浦に対し村松がピッチャー強襲の内野安打、代打・カリステがピッチャーのグラブをはじく内野安打でつなぐと、岡林は二ゴロで1死一、三塁も2番・田中の三ゴロ間に本塁生還し1点を返す。さらに続く3番・福永が2球で追い込まれながらも3球目フォークを左翼ポール際へ1号2ランを運び、5-6の1点差に迫った。
8回表は4番手・橋本が1死から7番・門脇に一塁線へバントヒットを決められると、2死から代打・若林にセンター前安打を浴び一、二塁としたがキャベッジを中飛。その裏、巨人5番手・田中瑛からブライトが四球で先頭出塁も、サノーが3球三振、木下の代打・板山が初球で痛恨の二ゴロ併殺打。
9回は5番手・勝野が松本、泉口、増田陸を3者連続三振に斬って完璧に封じる。だが1点ビハインドの9回裏、巨人守護神・大勢の前に代打・阿部、岡林が連続三振に倒れるなど得点奪えずゲームセット。中西はプロ初登板で初黒星を喫し、チームは開幕5連敗で単独最下位となった。
