(スタジオ)
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦氏)
きょう(31日)から新コーナーが始まることになりまして、「藤井貴彦の静岡目線」。これ私の直筆でございますけれども、ちょっとカラーリング変えると見栄え良くなるもんですね。スタッフの皆さんありがとうございます。このコーナーは何をするかといいますと、今私が心に留めているニュースを、私なりの言葉で皆さんにお伝えできればいいなと思って、何か一つでも貢献できればいいということを目指しているコーナーでございます。
最初のテーマはこれに設定させていただきました。「プレミアム商品券」…本当に得をしていらっしゃいますか?家計と地元に優しい使い方…。
ということで、静岡市でもあす(4月1日)からプレミアム付きデジタル商品券「しずとく商品券」の利用がスタートすることになりますが、これらのプレミアム商品券の本当にお得な使い方や地域の活性化にまで視野を広げた形で、その意義を考えてみたいと思っております。まずは、こちらをご覧ください。
物価高の中、静岡県内でも複数の自治体が発行するプレミアム商品券。あす4月1日から利用が開始される静岡市の「しずとく商品券」は、今回が3回目の発行で、一口5000円で1万円分の買い物ができる
かなりお得な仕組みです。
(申し込んだ人)
「今回、初めて申し込んだんですけど…お得かなと思って」
(申し込んだ人)
「1万円を入金すると倍になるっていうことを聞いて、こんなお得なことはないと思って…」
今回初めて申し込んだ人の中には、これまではスマホによる申し込みにハードルを感じていたという人も…。
(申し込んだ人)
「今回、応募しました。(前回は)やり方がわからない。ネットで検索して変なサイトに連れていかれたりしないのか…そういうのもあって…ちょっとちゅうちょして」
さらには、こんな人たちも。
(申し込んでいない人)
Q.今回3回目なんですけど?
「全く知らなかったですね」
(申し込んだ人)
「1万円って、結構ね、年金生活してる人たちなんかは結構きついと思います。だったら1万円をみんなに配ればいいんじゃないかなって思ったわけですよ」
というたくさんのお声を聞くことになったんですが、最初のテーマの入り口は、プレミアム商品券は物価高の中で家計の下支えをしながら、同時に地元のお店で使ってもらうという仕組みがあるんですけれども、誰にとって使いやすくて、誰にとってどこにハードルがあるのかということが一つ大きな問題ではないかということなんです。で、街の人の声を聞いてみますと、使いやすいという人と、知らなかったという人もいらっしゃるということで、あの…澤井さんは…どちらかというと…使いやすいと感じる年代ではないかと思いますけども?
(澤井 志帆 キャスター)
ただ、意外とやはり使っていないという人が多くて、というのもやっぱり生活費であったりとか、いろいろとお金がかかる年代でもありますので、そういうのを払った上で、先に大金をポンとプレミアム商品券に払うのは…やはりちょっと厳しいという声も多く聞かれる気がします。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
確かにお得になるために、そのお金がまず入金しなければならない。そこにプレミアムがつくというのが、このプレミアム商品券の仕組みではあるので…原資が必要なんですけれども、津川さん、こういった制度をいろいろ作られてきたお立場から…「ハードル」どうご覧になってますか?
(津川 祥吾 アンカー)
こういうを政策やるときに、ちょっと欲張りというんですかね…目的をいろいろ考えちゃうんですね。例えば、今、物価高ですから…物価高対策として、市民の皆さんにこういったものということを考えつつ、今、藤井さんも言っていただいたとおりに、地元の商店街でお金使ってもらいたいとか、それから、今回、デジタル商品券というのが多いですけども、やっぱりデジタルに皆さん慣れてもらいたいみたいな、いろいろな目的が混ざってくる中で…ちょっと本当に届けたいところに届かないということが時々起こりますよね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
そうですよね。実際に、澤井さん、若い人でも「知らなかった」っていう人がいらっしゃるんですが、やはり、今このテレビをご覧になっていない人は、ご自身のSNSのアルゴリズムの中だけで生活されていると…こういったプレミアム商品券の情報に触れなくなってるんですかね?
(澤井 志帆 キャスター)
全く入ってこないという人も多いんじゃないでしょうか。やはりニュースを見て、私もニュースを伝えているからこそ、敏感にこういった情報も知ってますけど、じゃあ仮にそうじゃなかったら…と考えると、もしかしたら自分も知りませんでした…。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
そうですよね。「そんなのやってたの」って思う人もいらっしゃるかもしれませんが、公共サービスの一つなので、なるべく多くの人に利便性を感じてもらいたい。そしてプレミアム商品券使ってもらいたいという思いがあると思いますが、ご高齢の人はなかなか難しいと思います。
今回、ちょっと私、スマホで調べてみたのですけど、65歳以上の人でご登録が難しいという人は、紙の商品券での補助というルートもあるということなので、情報が入ってこないという人もいらっしゃると思いますが、いろいろな人と情報を共有しながら、ぜひプレミアムの商品券をうまく利用していただきたいと思います。
さあ、「持っている」という人。あすから使える静岡市民の人もいらっしゃると思いますけれども、お得だから、とりあえず買っておけばいいのか。買ったらどう使えばいいのか。賢い使い方について考えていきたいと思います。
プレミアム商品券ですが、なんと5000円分入金すると1万円、つまり100%。10割のプレミアムが付くということで、かなりお得なんですけれども、ですから「買わないと損だよな」思う人、たくさんいらっしゃると思います。ただ、暮らしの現場では、この「お得さ」が、逆に私たちの財布の緩め方、使い方にちょっといい影響を与えないんじゃないかと考える人もいらっしゃると思います。
例えばですね…こんなご経験はないでしょうか。上限まで買った、で、どうしようか。お得でポイントみたいにいっぱいあるから。いや、ちょっと贅沢して、「もう一品足しちゃおうかな」っていう人。ですから、もうちょっといいお肉買っちゃおうかな…本当は買う予定じゃなかったものを、プレミアムだからといって消費されている人もいらっしゃると思います。ですから、んとなく出費が増えたのでは、せっかくの物価高対策がうまくいっていないんじゃないか…という側面も出てきているようで、澤井さんは実際どう感じますか?
(澤井 志帆 キャスター)
私、実は使ったこと…利用したことがなくてですね…。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
何ですと。
(澤井 志帆 キャスター)
その理由としては、私ネットショッピングが本当、主なんですけど。実際に使うとしたら、スーパーかなっていうので。でも単身世帯で期間内に1万円分も2万円分も使えるのかしら?で仮に行った場合使い切らなきゃいけないから、買わなくていいものを買っちゃうんじゃないかなと…って思って…ちょっと踏み切れずにいるんですよね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
いや、でも津川さん…賢い使い方をすれば、間違いなくプレミアムの価値は大きくなりますよね。
(津川 祥吾 アンカー)
そうですね。これもちょっと行政側のスタンスの言い方になっちゃうかもしれませんけど。確かにインターネットで買うというのは商品がたくさん選べますし、すぐに注文して届けてくれる。とても便利ですよね。でも、地元の商店街に行くと結構いいものがあったりするんですよ。行ったことないから知らないだけで…だからもう、これ地元の商店街でしか使えないなって言って行くと…新しい発見があるかもしれない。地元のやっぱり地産地消の野菜などは、やっぱり地元の八百屋さんの方が絶対良かったりしますから。やっぱりそういった中で、普段の生活で使うものを、ちょっと地元で買ってみるみたいな、そんな中で新しい発見があるかもしれないなと思いますね。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
地元の人との会話も増えますし、お店に買いに来た地元の人で会話が増えたり、お店の人との会話が増えたりすることによって、地域のことを知ることで…それがもしかすると地域の治安とか安全に貢献する部分も出てくるかもしれませんし…。ちょっと計算してみたのですけど、例えば5000円入金して5000円プレミアムはつきますよね。ちょっと高めの卵300円買ったとしましょう。10個入り300円のパック買うと、5000円のプレミアムで15、6パック買えるんですよ。そうすると、そのプレミアムだけでかなりの数の卵が買える、食べられる。ですから物価高…ちょっときついなと思っているところだけに、うまく、プレミアム商品券を使うことになれば、無駄遣いをすることもないでしょうし、物価高をうまく乗り切れたなっていうふうに、工夫次第で強い味方になるんじゃないかというふうに感じます。ですから…7月31日まで使えるそうなんですね。7月の20日になった時に「どうしようこのプレミアム」ってならないように、今から自分が物価高を感じているところに使うということが津川さんこれどうですか?
(津川 祥吾 アンカー)
そうですね。あとやっぱりもう一つが、これ何としても原資は税金ですから。やっぱり使わないと、我々税金払ってるだけになりますから、ぜひ使った方がいいんじゃないかなと思いますよ。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
そうです。今、津川さんのお話にありましたけれども、みんなに使ってもらいたいし、使わなければ、税金が私たちのところに還元されないということなので、ぜひ使ってもらいたいと思うんですけれども、もしプレミアム商品券を持っているという人は、いつどの暮らしの部分を軽くしたいのかということをしっかりと見極めること。さらに地域を回していく「お金を経済を回していくんだ」つまり「自分は地域の経済の中の一人だ」と思うことが、澤井さん…大切なんだと思うんですけど。
(澤井 志帆 キャスター)
もう少し地域のことを考えるべきでした。でも、これからは地域を活性化させるために、もし次あったら絶対に利用したいなと。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
そうですね。あと、もう一つはスマートフォンの操作が難しいというご高齢の人もいらっしゃると思うんですけれども、これ津川さん、どうしても超えなきゃならないハードルなんですかね?
(津川 祥吾 アンカー)
そうですね。ただ、私、でも…知り合いの高齢者の方々は我々よりも上手に使ったりしますので、あまり高齢者だから使えないって決めつけなくてもいいと思いますよ。どんどん皆さん勉強していただいてますので…。
(コメンテーター news zero メインキャスター 藤井 貴彦 氏)
でも、こういうプレミアム商品券が配られるということは、実は物価高などのわずかなピンチを…私たちは迎えているということになります。でも、ピンチはチャンスに変える可能性がたくさんあります。これを機に、スマホのスキルアップをしてみようということとか、家族の会話で「ああいう商品券があるらしいよ」というふうに考えることも一つのコミュニケーションになるんですよね。ですから、ピンチをチャンスに変えて、スキルアップやコミュニケーションを図るという機会にしてみてはいかがでしょうか。
ということが、きょうの私の「静岡目線」の、「藤井目線」のまとめということになりました。
来週もまた、「藤井目線」、「静岡目線」でお会いしましょう。それではまたお会いしましょう。
