UAEのアブダビにあるアルミの精錬所が、イランの攻撃で重大な被害を受けたことがわかりました。日本はアルミの輸入量の3割を中東産に頼っていて、富山県内のアルミ専門商社が影響を懸念しています。
【写真を見る】中東情勢がアルミ業界直撃 UAEアブダビの精錬所が被害 アルミ専門商社が警鐘「供給量が著しく減の可能性」 富山・高岡市
これは、アラブ首長国連邦最大のアルミ二ウム生産企業「エミレーツ・グローバル・アルミニウム」のホームページです。
3月28日、イランの攻撃で、この会社のアブダビの精錬所が重大な被害を受けたと発表しました。
このニュースが今後、富山県内および、日本全体の経済に深刻な影響を及ぼす可能性があるといいます。
ホクセイ金属 冨田昇太郎社長
「かなり大きな生産キャパシティを持っているところが生産ができなくなるっていうことによって供給量が著しく減ってしまう可能性がある。アルミの今後の供給不足に直結していく話じゃないかなと思います」
富山県高岡市のアルミ専門商社、ホクセイ金属の冨田昇太郎社長です。冨田社長は、法政大学大学院でデザイン工学研究科で連携教授も務めています。
中東産のアルミは、日本のアルミの輸入量のおよそ3割を占めていましが、今回その中心的な生産拠点がイランによる攻撃で甚大な被害を受けました。
アルミの価格はすでに高騰していてー。
ホクセイ金属 冨田昇太郎社長
「きょう現在最高値。674円。つい本当に先月までの価格が500円台だったんだけどもこれが一気にこうなっちゃった。これがここで終わればいいんだけども、これがさらに上昇していくっていうことが十分考えられる」
軽くてさびにくく、加工がしやすいアルミは、身の回りの様々な製品に使われている金属です。
ホクセイ金属 冨田昇太郎社長
「アルミの原料を使って、アルミの自動車部品にしたり、アルミ建材にしたり、アルミ缶を作ったり、いろんな用途があるんですけども、様々な産業分野に深刻な影響を与えてしまう可能性がある」
冨田社長の会社にも、今後の供給不足を心配する取引先から問い合わせが入り始めているといいます。
