こちらは、SNSなどを中心に話題を集める小学生の切り絵クリエイター、KENさんの作品です。この春に卒業を迎え、本格的な個展に臨んでいます。

シャインマスカットを頬張るネコに、メロンソーダを片手に新聞を読むネコ。

福岡県直方市で開かれている「もぐもぐ四季ねこ展」には100点以上の作品が並びます。

いきいきとした表情は、すべて切り絵で生み出されています。

■訪れた人
「自分では思いつかない色使い、カラフルだけれどほかの人とは違う組み合わせがあって、面白いし、かわいい。」
「 空だったら青、葉っぱだったら緑といった固定観念がない感じ。」

独特の世界観を生み出しているのは、この春、小学校を卒業したばかりの末永健吾さん(12)です。切り絵クリエイター、KENとして活動しています。

個展を企画したのも同じく小学生のスタッフたちです。みんなKENさんのファンで、作品の背景にも興味津々です。

■KENさん
「その時、興味がある食べ物や好きな事をきっかけにして思いついています。この時はちょうど筋トレに興味があって、筋トレをしていたのをきっかけに制作しました。」

ネコに投影されるのは、KENさんのその時々の好奇心です。

■KENさん
「おだんごと、ういろうと、きりたんぽ。」

KENさんは、7匹の保護ネコと暮らしています。

■KENさん
「甘えてくるところが魅力です。」

ネコ以外の作品はないというほど、ネコを愛するKENさん。切り絵を制作し始めたのは小学1年生の時です。

■KENさん(当時10歳)
「工作が好きだし、折り紙のはぎれが余っていて捨てるのはもったいないから、切り絵を始めた。」

思いのままに油性マジックで絵を描き、カッターで余白部分を切り落として、好きな色の折り紙を当てていきます。

小学生ならではの発想で作られた作品も。

名古屋のシャチホコになっているネコや、徳島の阿波踊りを踊るネコ。

これらは、KENさんが小学4年生の時に、都道府県の特色を覚えるために制作したのだといいます。

その発想と愛らしさがSNS上で出版社の目に留まり、去年、本としてまとめられました。

福岡のご当地ネコは「めんたいこ」にふんしています。今回の個展では、こうした原画も見られます。