百条委員会での証言をめぐり、刑事告発されることが決まった徳島市の遠藤彰良市長は、3月26日の定例会見で、戦っていく姿勢を改めて強調しました。

徳島市の遠藤市長は26日の定例会見で、市の生活保護費国庫負担金過大請求問題を調査する百条委員会での自身の証言をめぐり、市議会が刑事告発を決めたことを受け、次のように述べました。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「市民のみなさまに、多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことに対し、市政を代表するものとして心からお詫び申し上げます」
「誠に申し訳ございませんでした」

また遠藤市長は、刑事告発が決まった24日の市議会をこう振り返りました。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「反対討論していただいた議員のみなさんの発言を聞いて私、感動しました。刑事告発をしようという意見が一つも出なかった」
「そういう状況の中で14対14。議長採決というのは非常に違和感を覚えました」
「市議会には監視機能があるというふうに言われていますが、こんなやり方が市民の代表である市議会で行われていいはずがなく」
「これまさに政治的な嫌がらせである。市長としてこの問題を矮小化するつもりは全くない」
「組織的隠蔽とは国費の過大請求の問題が組織的に共有され、それを隠蔽する意思が組織的に決せられ」
「組織的な指揮・命令によって隠蔽がなされたことを意味します」
「今後、(市の)組織的隠蔽なるものが本当にあったとされるのであれば、ぜひ客観的な証拠を示してもらえれば」
「嫌がらせと言いましたが、政治的な嫌がらせであるとしたら、これで大きな問題は達成しているわけです」
「刑事手続きを利用しているということは、ちょっと許せない」
「あまりにもひどいなということを実感しましたので、市長として理不尽なものとはしっかりと戦っていかなければいけないという強い気持ちを持った」

遠藤市長は今後、弁護士と協議を重ね、あらゆる法的手段をもって告発の不当性を追求していくとしています。