
百条委員会の証言をめぐり刑事告発されることが決まったのは、徳島市の遠藤彰良市長と都築伸也政務監です。

百条委員会は、徳島市が生活保護費の国庫負担金を長年にわたって国に過大請求していた問題を調査してきた特別調査委員会で、2人はともに証人として証言に立ちました。

24日の市議会では、委員会の席上なされた証言の中で、2人の証言に虚偽があったとして、地方自治法に則り刑事告発することの是非がはかられました。

(誠和会・井上武 議員)
「遠藤彰良氏の証言に虚偽である箇所が認められました。徳島地方検察庁に告発するものでございます」
これに対し、告発に反対する議員が討論に立ちました。

(共産党市議団・古田美知代 議員)
「疑いが強いという曖昧な評価だけで告発に踏み切っています」

(無所属の会・山本武生 議員)
「告発に関しては当然反対です。あすは我が身ですよこれ。多数決だけで本当に大丈夫なんでしょうか」

(新未来とくしま・多田秀 議員)
「市長政務監をおとしめる、それと同時に徳島市議会もおとしめることになると思いませんか?」
「ご自身の胸に手を当ててみてください、本当にこれでいいんでしょうか。もうやめませんか、市民のために何もなりません。誰が得をするんですか」


そして出席議員28人による投票結果は、14対14の同数。
最終的に議長の可決で、2人を刑事告発することが決まりました。
(黒田達哉 議長)
「可否同数であります、本案については議長は可決と採決いたします」
閉会の挨拶に立った遠藤市長は、次のように述べ、徹底抗戦の構えを示しました。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「市長である私と都築政務監の刑事告発が可決されましたことには、全く証拠もない中で決定され、強い憤りを感じています」
「議会多数派の政治的嫌がらせとしか思えません、私も徹底的に戦っていく覚悟であることをお伝えして、閉会の挨拶といたします」
閉会は午後10時13分。
またしても深夜に及んだ議会のあと、告発を受ける2人は。
