WBCイタリア代表がベンチに設置したエスプレッソマシン(AP)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、イタリア代表の“下克上”の快進撃を支えた重要なアイテムがMLBオークションで1万6510ドル(約262万円)で落札された。24日(日本時間25日)、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が報じた。

 イタリア代表がダッグアウトに設置したエスプレッソマシンは、WBCでも屈指の「ミーム的存在」であり、楽しい話題を提供した。マシンには、出品期間中に307件の入札が集まった。イタリア代表の主将で、ロイヤルズの一塁手ビンセント・パスクアンティノは、オークションの収益が自閉症の子どもや若者、成人を支援する団体に贈られると明かした。

 「これはチーム全体の決断だった。チームの関係者の中にもこの団体の支援を受けた人がいるんだ」

 イタリアはグループリーグでスター軍団の米国、強豪のメキシコなどを破り、全勝で1次ラウンドを突破。本塁打を放った選手がこのマシンで作られたエスプレッソを飲むセレブレーションなども印象に残った。パスクアンティノはメキシコ戦で大会史上初となる1試合3本塁打をマーク。試合後インタビューで「カフェインでキマってる(beaned up)」と語ったことで流行語にもなった。

 マシンはイタリアを代表するコーヒー会社のラバッツァ製で、WBCとイタリア代表のロゴが施されていた。同型のエスプレッソマシンの市販価格は約2万2000円~3万2000円程度である。

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