
写真はスマートフォンを操作する手。2018年5月、ベトナム・ハノイのコーヒーショップで撮影。REUTERS/Kham
[ハノイ 24日 ロイター] – ベトナムの5G通信網整備に中国企業が関与することについて、欧州連合(EU)高官は24日、外国企業が投資を見送る可能性があるとの懸念を示した。
欧州の通信機器大手エリクソン(ERICb.ST), opens new tabとノキア(NOKIA.HE), opens new tabが中核となる5G網を開発している一方、ベトナムの国営通信事業者はここ数カ月、中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)に5G関連契約を発注している。
これは中国に対する慎重姿勢が続いていた中での大きな方針転換で、西側当局の間で懸念が広がっている。
EUのシケラ欧州委員(国際パートナーシップ担当)は、ハノイでのEU・ベトナム投資フォーラムの会場でロイターに対し「戦略分野での依存には注意が必要だ」と発言。
「5Gは新たな戦場だ。ネットワークを通じて多くの情報にアクセスし、制御することが可能になるため、どの企業を信頼するか常に慎重でなければならない」とし「投資家がデータの安全性に疑問を持てば、リスクを避けて投資を見送る可能性がある」と語った。
ファーウェイとZTEは国家安全保障上のリスクと見なされ、米国や複数の欧州諸国では通信網から排除されている。両社はこうした制限を不当だと批判し、懸念は根拠がないと反論している。
ベトナム当局者は、中国製の通信機器は信頼性が高く安価だと主張している。
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